[世界遺産をめぐる旅（インド編）] 花の谷国立公園 (Valley of Flowers National Park) in ウッタランチャル州体験記 1日目

さて今回はインド世界遺産でもヒマラヤ山脈内に位置する花の谷国立公園です。

全体と本日のスケジュール

★(本記事)DAY1 : デーラー・ドゥーン(Deharadun) 空港 640ｍ～ジョシーマス( Joshimath)1890m へ移動
→ヒマラヤの山道を8時間かけてアグレッシブドライブ！　夜に雨が降ってきて。。。

DAY２：アウリ（Auli）山 2750ｍで高山病対策, ジョシーマスで一泊
→高山病対策のため一日滞在。車でアウリ山へ

DAY３：ジョシーマスからガハガリア（GAHAGARIA）3046m へ
→本格トレッキング開始

DAY4：ガハガリアから花の谷国立公園（3610ｍ）
→目的地　花の谷国立公園に到着！絶景！

DAY５：ガハガリアからジョシーマスへ下山
→シク教聖地Hemund Sahib (4329m) に行く予定も高山病により断念

DAY６-7：帰宅
→高度の高山病にかかり、病院で点滴を打ってもらいながらなんとか帰宅

本日の移動はこちら

体験記一日目

まずは目的地にもっとも近い空港のデーラー・ドゥーン空港に到着しました。

[花の谷国立公園に最も近い国内空港　デーラー・ドゥーン空港]

無事にデーラー・ドゥーン空港に到着したのですが、実はこれが結構奇跡のような出来事で。。

余談）フライトチケットが取れていなかった問題

今回はツアー会社にお願いしていた航空券が、前日にとれていない（月を間違えている）事が発覚。前日にって笑えない。。。

結局、当日の早朝１時に払い出され、もともと予定していた朝8時のフライトが13時に変更となるという、、、飛行機はお願いしないで自分でとっておけばよかった。。。。

ツアー会社「心配するな、準備をしておけ、よくあることだ」

俺　「もう前日だぞ、何時の飛行機なのかぐらい確定してくれ」

ツアー会社「心配するな、君が飛行機に乗れるのは確実なんだ」

俺　「どうしてそんなことがいえるんだ！失望した、適当なことを言うな！」

ツアー会社　「君の気持はよくわかる。実は君と一緒でおれも心配でドキドキなんだ」

・・・お前がドキドキしてどうするんだーーー！！

というような会話を深夜まで続けていたのです。翌日からトレッキングなのに！！（笑）

それでなんとか、１５：００にデーラー・ドゥーン空港に到着し、車に乗り込みます。

[空港まで迎えにきてくれたタクシー]

あまり詳細を気にしてなかった自分もいけないのですが、今日ジョシーマスまで行くらしく、8～9時間かかるという衝撃の事実と聞かされる。いま15時だから、着くのって夜中の24時じゃない。。。。。どうやらフライトが遅れた分、ここで取り返す気らしい。

この時は夜中の山道はこんなに危ないものだとは想像もせずに。。。

さて、出発するとまずは最初の町、リシュキッシュに到着。30分くらいですぐ着きました。

[オレンジ色の服を着た人が多く、メディテーション（瞑想）学校がたくさん]

ここには外国人特にヨーロッパ系の人々をよく見かけました。聖なるガンジス川の上流に位置し、メディテーションが有名でその学校がたくさんある。そのためにここに数ヶ月間滞在している外国人が多いとのこと。確かにちらほら、ヨーロッパ系が多いが、日本人っぽい人もいました。個人的には、こんなところに数カ月はちょっと入れないかな。。。

[前日の雨で道路に落ちてきた大岩]

前日が土砂降りにだったらしく、写真のとおり土砂が道路に落ちてきていて、なんとか片側だけ通れるとか、土砂の上を走るとか、とにかく道がまともな状態じゃない。日本の山道とは大違い。今日はこんな山道を夜中までずっと走るらしい。街灯もないじゃん。。。。。。これはヤバいかも。とそっと覚悟をきめました。

ドライバー曰く「ヒルドライバーは危険がつきもの。特に夜＋雨　は本当に気を付ける必要がある」と言っていたが、まさかそれが今日、自分が体験するとは。。。

[ガンガー川をひたすら登っていく]

さて、母なるガンジス川（現地ではガンガーと呼ぶ）を登るように山道を登っていきました。

ここも有名な支流が繋がる有名スポットなのだということだったのですが、とにかく明るいうちにたどり着かないと危険だからと、ドライバーが止まってくれず、舗装されていない道路至る所に崖崩れがあり、渋滞も発生しつつ、首が痛くなるような道路をかなりのスピードで突っ走る。結構怖いし、気持ち悪い通り越しての、、、恐怖。

人間って　恐怖＞＞＞気持ち悪い　なんですね。