[世界遺産をめぐる旅（インド編）] 花の谷国立公園 (Valley of Flowers National Park) in ウッタランチャル州体験記 2日目

今日は、車で行くことのできるアウリ（Auli）山　２７５０ｍ　までドライブする予定です。また、高山病に慣れるためさらにジョシーマスで一泊します。

スケジュール

DAY1 : デーラー・ドゥーン(Deharadun) 空港 640ｍ～ジョシーマス( Joshimath)1890m へ移動
→ヒマラヤの山道を8時間かけてアグレッシブドライブ！　夜に雨が降ってきて。。。
★（本記事）DAY２：アウリ（Auli）山 2750ｍで高山病対策, ジョシーマスで一泊
→高山病対策のため一日滞在。車でアウリ山へ
DAY３：ジョシーマスからガハガリア（GAHAGARIA）3046m へ
→本格トレッキング開始
DAY4：ガハガリアから花の谷国立公園（3610ｍ）
→目的地　花の谷国立公園に到着！絶景！
DAY５：ガハガリアからジョシーマスへ下山
→シク教聖地Hemund Sahib (4329m) に行く予定も高山病により断念
DAY６-7：帰宅
→高度の高山病にかかり、病院で点滴を打ってもらいながらなんとか帰宅

アウリ(Auli)山とは？

頂上は2750mで車で行くことができます。客があまりおらず、地元の人しかあまり行かないところですが絶景が拝めるところです。

体験記　2日目

[宿泊部屋から見えた絶景]

今日の朝6時に起床し、宿泊している部屋からみえたナンダデヴィの山々を見ることができました。まだ雲がかかっていたのですがとても広大な山々は日本では見ることができない、素晴らしい景色でした。この景色をみれただけでもとても価値があると思いました。

[霧と雨で景色が見えず]

朝、9時モンスーンらしく雨が降り始めており、止む気配がありません。しばらくホテルに待機ですね。標高も2000mとわりと高いく、霧もすごい！そして雨が降っていると結構冷えます。

[朝食レストラン]

[朝食　脂っこい]

[午後になってやっと晴れました　絶景！]

午後になると、霧が晴れ始めたのでホテルから絶景を拝むこともができました（上記写真）。

この山々はヒマラヤ山脈の一部ですが、花の谷国立公園はここから山間に入っていって2日ほどかかります。いや～雄大な山々ですね。

[手前の山がマウントエレファント、後ろの山がスリーピングレディ]

地元の方に説明してもらいました。
スリーピングレディ；月明かりの夜は唇が光ると言われてます。
マウントエレファント：象の形をした山。

本日のランチ

[お昼焼きそばとモモ]

遅めのお昼は焼きそばとモモでした。贅沢は言えないけど可もなく、不可もなくといった味。ただ辛い。。。
次回から辛さは抑えてもらうようにお願いしようっと。ちなみにベジのみなので肉類はありません。

さて午後2時から雨が止んだのでアウリ山へ行くことに。

[アウリ山に出発　まだやや霧が残っている]

ホテルから車で20分くらいドライブしながら登っていくと、スキー場備え付けのホテルがあり、そこから10分くらい階段を上るとハヌマーンという猿の神様を祀った寺院があり、絶景だということでそこを目指すことに！

[登山途中の道々]

[途中にあったロッククライミング練習場]

雄大で荘厳な山々はもう言葉に表せないくらい感動しました。自然の力は本当に素晴らしいですね。

この国立公園は二つのエリアに分かれていて、ナンダデビエリアと花の谷エリアです。ナンダデビエリアは、いまは入山できません。一方で花の谷エリアは非常に外国人にも有名な土地で、今週は独立記念日のお休みもあり、2000人がおとずれる予定だとのこと。

[スキー場前のモニュメント　標高２５００ｍ！]

[スキー場　いまは牧場みたい]

[ハヌマーンが山頂を持ち帰っている図]

ハヌマーン伝説（ラーマヤナ物語）

このアウリ山には、猿の神さまであるハヌマーンを祀っている寺院があります。ラーマヤナの物語ででてくる一節では、この近くのドラナギリという山に生えている病気を治すことができる特別な葉が必要だった。ただ、どの葉かわからなかったのでハヌマーンは、その山の山頂を切り取って病人がいたスリランカにまで持って行って病気を治したという話があります。なのでドラナギリの住民はハヌマーンが嫌いなんだそうです。