10月1日 登山開始6日目
ホロンボHUT 3700m → MANDARAHUT 2720m → MARANGUGATE (入口)1879m
体調(起床時):極度の筋肉痛と疲労 寒気 頭痛
酸素濃度測定:不明
6:40 ポーターが起こしにくるが起きれず
7:50 朝食 ただし胃が受け付けず
8:30 出発 足がうごかず3mで止まる レスキューを勧められる
12:55 中間地点 MANDARAHUTになんとか到着 またまたレスキューを勧められる
16:20 MARANGUGATEに到着
18:24 ホテルに到着 チップと登頂記録をもらう
21:00 就寝
■体が重く、冷え切っていて立ち上がれない!!
朝、ポータが起こしにきたのだが、起きれなかった。体が鉛のように重い。そして低体温症なのか体が冷え切っていた。おそらくなにも食べていないからだ。なんとかホットティーだけ口にして出発することに。しかし体力がなく少しの上り坂も登れない状態だった。少し歩くと止まるを繰り返していた。ガイドはまたレスキューをなんども進めてきた。なんかちょっとイライラしている感じが伝わってきた。
■最後まで自分の足で!レスキューを拒否
[後から再現したこの時の自分]
レスキューをお願いしてもよかったのだが、そこは最後の意地でガイドに食らいつく。そしてレスキューは頼まず自力で下山するということでなんとかガイドを説得。あとでチップをはずんだのはいう間でもない。
そこから全部で8時間。景色は広大な砂漠からサバンナ気候、亜熱帯、熱帯雨林と徐々に姿を変え、最後はサルなどの生き物にも遭遇することができた。ただ体力や足が限界に達しており、ただホテルに帰ってゆっくりしたいの一心だった。
ガイドの他にポータが一人ついて、ずっとサポートしてくれた。
そしてなんとか歩き切った。この日の総距離は30km、6600kcalを消費した。
■登頂アタックで体力を使い果たしてしまったことが大きな原因
アタックで体力をすべて使いきってしまい、そしてなにもたべれなかったのでカロリーも足りなかったのが一番の要因だったと思う。あとは、日頃からの運動不足。体が思った以上に老化していると思った。有酸素運動をもっと取り入れないと!!
ゲートに到着したら、ポータはすでに車で待っていた。あっという間に乗り込みそしてホテルへ。
■婦人警官が難癖つけて車をとめる。。。もう休みたいのだが。。。
[帰り道の風景]
途中、銀行によってもらったのだが、婦人警官がなんか因縁をつけてきていた。駐車違反っぽいが、人が6人も乗っていたので通常は注意だけだと思うが、よくわからないがかなり言い争いをしていた。そしてなんと婦人警官がホテルまで乗ってきたのだ。
「ホテルの近くの警察署まで行きたかった」と言っていたがほんとか??? この国はよくわからない。
■まさかの登頂証明書!もらえないと思っていたのに!
ホテルに着くと、ガイドが「よく頑張ったし、ほぼ登頂だったので、登頂証明書を渡します」とのことで、無事登頂したことになっていた!!これは本当にうれしかった。てっきりダメだったかと思っていたので。。。。
■最後抱えてくれたポーターさんにはチップを多めに。
それからホテルでそれぞれにチップを渡した。
USD$は他にも利用用途があったので、タンザニアシリングで支払。
ポータはそれぞれ4万シリング。コックは4.5万シリング。ガイドは18万シリング。全部で2万強くらい。
本当はもっと少なくする予定だったが、途中荷物とかもってもらったので、少し多めに払った。そして支払後も態度が変わることなくとってもフレンドリーに接してくれた。なかなか人は好さそうだった。
■軽度の顔面麻痺、両足のしびれ
そしてその日、ホテルに帰ると停電でお湯がでないという始末。体が冷え切っていたので水で体を洗うのは本当にしんどかった。。。翌日だが、顔がややしびれる。そして両足の中指と薬指が麻酔しているように感覚がなかった。凍傷かと一瞬疑ったが、指の色が黒ずんでなかったので少し様子を見ることにした。
※顔面はすぐに回復。両足指のしびれは回復までに半年要した。
とにかく、なんとかやりきったということでお疲れ様、自分。(笑)
[帰りの飛行機からみた夕日]