Day9. Gallup -> Peach Spring in AZ
全走行距離1984.1マイル [3192.9km]
天候:快晴
走行マップ Gallup to Peach Spring in AZ
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10:30 ゆっくり目のスタート
さてそろそろ旅の終盤になってきた。
明日にはバイクを返すかと思うとちょっと名残惜しい。
さてGallupという町への行き方は意外とわかりにくい。 北へ行ってみたり、南へいってみたり。この町は、ルート66の通り道でにぎわったわけだが、東西だけでなく北南にも大きな通りがある。
迷ったときにはI-40。ルート66が途切れたり、見つからない場合は、もうインターステートにのって西へ進むしかないと割り切った。
大きなトラックはあまりないが、旅行中のおじいちゃんおばあちゃんが多いこと。
途中で一休みしていると老夫婦がやまほどいる。しかしあんなおじいちゃんが時速75マイル運転しているとは。。車を降りるとまともに歩けてない人もいる。
12:38 起伏があるきれいな道。今日は雲一つない爽快な空
さてこのへんの景色もまたすばらしい。なだらかな丘を越えてジェットコースターのような起伏のある道をひたすら西へ向かう。 時速75マイルの制限速度も慣れたもんで、落ちついてドライブを楽しむことができるにようになった。
15:30 Meter Cratorへの道はとても爽快!
そこから約50マイル離れたMeter Crator へ。 インターステート40から降りてCratorまでの一本道。 これぞアリゾナって道が延々と続いているように思えた。たった6マイルなのに。
15:45 巨大な隕石の跡 ここに落ちてくれてよかった!
これはすごいスケールの大きい隕石の跡だ。 自然のなせるすごさ。圧倒されてしまった。そこでたぶんメキシコ人の夫婦と写真をとってあげてたり、自然に観光客となじんでいた。
隕石の跡は他にもたくさんあるようだが、この規模でそのまま残されていることが珍しいとのこと。 本来であれば、そのクレータに水がたまって湖になったり、木が生えたりするのだが、 この気候のせいで、そのままの形が残っているのだろう。
15:50 炎天下の中、生まれたままの大地が広がっている
炎天下の中、どこまでも続く大地が広がっていた。
16:00 武士発見
かなり炎天下なので涼んでいたら前に”the 武士道”のTシャツを着ている人がいた!!たまらず写真を撮ってきてしまった。
それからFlagstaff へ。ロッキー山脈の玄関口で標高2000mというから驚きだ。
ここをそのまま横切って進む。ここはあんまりアリゾナらしくなく、林って規模の木々が存在した。 気温も心なしか寒く感じる。
ここからグランドキャニオンも近いのだが、通行止めがあるようで一日つぶれるのでまたの機会にすることに。グランドキャニオンはツアーや交通機関が多い。見に行くときにはセスナに乗っていこう。インターステートを走っていると「Los Angeles 492mile」が見えてきた。ちょっとうれしい。 今日はKingmanまでいけたらLas Vegas まで数時間の距離だ。
18:13 トラベルセンター
新しい州に入ると必ずあるのが旅行案内所だ。 さっそく寄ってみる。そしてめんどうくさそうな対応をされる。でもそんなことは気にせずマップをもらって説明させる。ザッツオール。 結構度胸がついてきたね!
さて、それからHolbrookへ。結構大きな町だが、それにしても人が多いな。若者も結構いる。もうサンフランシスコが近いからかもしれない。そしてマックのサラダを食す。うん。普通。
19:30 大自然にバッファロー、、かな?
小まめにガソリンスタンドによってガソリンを入れているが、半分も減らなかった。
ガソリンスタンドを目指して旅をする。一個のガソリンスタンドをスルーするともうガスがなくなる というのはもう神話なのかもしれない。
クーラーボックスも準備して正解だった。快適な旅ができたと思う。
さて旅最後の夜はどこに泊まろうか。さて景色は変わって山を登っているイメージ。遠くからみるロッキー山脈はとっても大きいが、登ってみるととってもあっけなかった。
右にはグランドキャニオンがあり、左にはロッキー山脈の山々が連なるが、走っているのは
荒野に一本の道が延々と続いているだけ。この30マイルを走りにきたといっても過言ではないほど一本の道だ。
そして、あたりの草原には、野生の馬が集まっていたり、小さい湖の周りで休んでいる牛がいたり、荒野に一匹だけヤギいたりと、もうサファリパーク真っ青な光景だ。さすがアリゾナ。
でもサボテンがなかったなーーー。
途中で、Fire!!の注意サインがあった。道路中が煙くさかった。それからルート66のメインイベントでもあるSeligman -> kingman へとルートを変える。ここは、本当は一日ちゃんと見たかったルートでもある。
20:30 最後の宿泊。とてもきれいなホテル!
今日は、日が暮れるまで走りきり、途中のPeach Springs という町で一泊。
よくよく見てみると街頭なんてどこにもない。当然だが。日が落ちたらたぶん真っ暗だろう。
そして受付に「モアチーパー」と甘えた声で連呼したら本当に20ドル安くなった。言ってみるもんだね。
小さい丘に登って沈んでいく夕日を眺めていた。
その丘の下には、ポリスの車が公園で隠れて待ち構えているのがよくわかった。
20:00 ところどころに生えているでかいサボテン
20:30タコスサラダ まぁうまし
そして、何回目だろうってもんだがメキシコ料理を食べた。
メニューに写真がなかったので、店員を呼んで一番のお勧めってなんだって聞いてしまった。それを選んだが結構おいしい。やるなあの店員。しかし何回目だろう、メキシコ料理。しかもタコスばっか。
このホテルの後ろに鉄道が走っているので、とってもうるさい。こっちの鉄道は動物威嚇のためか、汽笛を鳴らしながら走る。いい迷惑だ。しかも逆に車はクラクションをならしちゃいけないらしい。なんで!?必要になったらどうすんじゃいって話よ。
20:45 ホテルのすぐ後ろを走る列車
明日は、もう最後のツーリング。Kingmanを経由してそのままLas Vegas へ直行する予定。家に帰るまでが遠足です。しっかり安全運転してきます。明日はちょっと早めに起きようっと。夜のロッキーはかなり冷え込みます。