世界遺産登録情報 Ref: 250bis
1979年に複合遺産として世界遺産に登録されました。
登録理由
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
(7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。
(8) 地球の歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの。これには生物の記録、地形の発達における重要な地学的進行過程、重要な地形的特性、自然地理的特性などが含まれる。
(9) 陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。
(10) 生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには科学上または保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。
ンゴロンゴロ保全地域の場所
ンゴロンゴロ保全地域の行き方
[東京からキリマンジャロ空港まで]
行 東京成田→ドーハ→キリマンジャロ空港 <カタール航空>
復 キリマンジャロ空港 → ドーハ → 東京成田 <カタール航空>
合計 137000円
[空港からモシの町]
キリマンジャロ空港からモシの町まで車で約2時間のところに宿をとりました。
[モシ→ンゴロンゴロ国立公園まで]
モシの町からンゴロンゴロ国立公園まで車で6時間ほどかかります。サファリ目的であればアルーシャで一泊した後に国立公園まで向かった方が近くて楽ですね。
ンゴロンゴロ国立公園とは?
タンザニア北部にある自然保護地域です。数百年前にできた火山のカルデラに広がる平野で、中央には湖もあり動物の王国になってます。外輪が南北16km、東西が19kmあり、外輪の標高は2400mと外部と遮断されていて、内部の動物はこのカルデラから外にでることがない。独自の生態系を形成している。
高い木がないのでキリンはいませんが、アフリカに生息動物はほとんどここで見れます。
なお、マサイ族をはじめいまだに多くの人も牧畜をしながら暮らしているため、公園とせず保全地域としているようです。
難易度:中
① 行きやすさ:△
② 日本人・日本の会社を介した現地ツアーがあるか?:〇
③環境(ホテルなどの施設が充実しているかどうか):△
日本からもツアーがあるので行けないことはないです。というか意外に行きやすい。ただやはり東京から国立公園までと合計で25時間はかかります。日本語で紹介している現地ツアーもありますのでこちらもおすすめかと思います。
ホテルはきれいなのですが、停電による明かりがつかない、空調が効かない、水しか出ないという不便さはありますので△にしてます。アフリカの天然サファリですのでこの辺は仕方ないかなと思います。
ホテル探しの注意事項とおすすめホテル
停電がかなりの頻度で発生しますので、蓄電や太陽子発電に対応しているホテルが良いと思います。また空調がないところもありますので注意が必要です。予約前に聞いてみるのもありだと思います。
モシのおすすめホテル
アルーシャのおすすめホテル
今回利用した現地ツアー
ベストシーズンと必要な日程
乾季の12月~2月 もしくは 7月~9月がおすすめ
基本的にサファリは1年中楽しむことができ、季節によって動物たちの生活が異なるため、雨期だから動物が見れないということはないが、野営テントや視界などを考慮すると、初心者はやはり乾季がおすすめだろう。ただ7月~8月は込み合う時期なのでできれば避けたいところ。特に2月は乾季から雨期に変化する時期で、出産や子供を狙ったハンティングが盛んにおこなわれる季節のため、ここもおすすめです。
費用
・航空券 13.7円
・ホテル&現地ツアー 1000USD (*)
合計:約25万円
(*)かなり高めだと後からわかりました。。。
写真ギャラリー
ンゴロンゴロ自然保護区に行ってきました
朝早く迎えにきてくれたジープ。思ったよりきれいでした。
モシの町に泊まったので移動に約6時間程度かかりました。その間多くの山々や通勤・通学途中のマサイ族などに出会いました。意外ですがみんな携帯はもってましたね。
放牧をしながら暮らしているマサイ族。マサイ族の村を訪れるツアーもありますし、ドライバーに言えば連れてってくれます。
公園入り口でチケットを購入。全部ガイドが調整してくれたのでぶらぶらとしてました。公園内はジープでしか入ることができないので、ここで乗り換える人も多く、サファリ用のジープがたくさんとまってました。
入園料
入園料$50/クレーターサービス料$200(車1台)。
またここは保全地域ではないので、遊牧民マサイが伝統的な生活を送りながら、野生動物と共生している。多少観光的になっているが、マサイのボマ(部落)を見学することも出来る。
巨大なクレーターに入る前。少し曇ってましたが視界は十分でした。小さな黒い点がいくつか見ることができたので、おそらく動物なのかなと。。。
朝見たときは新しいと思ってたんだけど改めてみると結構年季が入っている感じがします。
クレーターに降りてきて最初に見かけたのがシマウマ。慣れているのか全然逃げたりはしません。
食事をしながら日本人を含む5~6人のバックパッカーに遭遇した。宿で仲良くなった人と一緒にサファリツアーに申し込んだとのこと。その人は700USDだったらしいので、少し払いすぎてしまったなと。。。。
夜、トイレで起きるとテントの横を普通にシマウマの群れが通り過ぎていた!ガイドに確認すると「シマウマでよかったね。これがバッファローだったらちょっと危なかったよ」危なかったよって。。。。。
クレーターからの帰り道。今日モシの町まで帰るので早めにクレーターを後にする。1泊2日だとやや短い感じがしました。2泊~3泊が妥当かと思います。
チップでもめる
ここでホテルに戻るとキリマンジャロツアーに同行してもらうガイド(今日のガイドとは違う人)から、今日のドライバーとガイドが待っていると言われ行ってみるとチップを要求されました。
知り合った方から700ドルが相場だと聞いて払いすぎていたので二人にそれぞれ1ドルだけ払ったらムッとして帰っていきました。後で調べてみるとドライバーが車を運転し、ガイドをした場合、1日当たりのチップ平均額は20USD、もしくはお客さん1人当たり5USDとのこと。でも後からもめることもありませんでした。