世界遺産登録情報 Ref: 338
自然遺産として1985年に登録される
登録理由
(7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。
(9) 陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。
(10) 生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには科学上または保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。
場所
行き方
飛行機でインドアッサム州の大都市グワーハーティー空港に到着後、北に向かって車で3時間程度いったところ。国立自然公園だけあって、道がデコボコしているところをひたすら走るのでパンクすることも多いらしいです。
マナス野生生物保護区とは?
大自然に囲まれた、複数の丘からなる広大な自然保護区。北はブータンの国境を挟んでおり、ヒマラヤから流れてくる大きな川でブータンとの国境を分けている。1928年から鳥類保護区に指定されたことが発端となり、1985年に自然保護区として登録された。ジープサファリや象にのったエレファントサファリも有名です。多種類でカラフルな鳥類が特徴ですが、そのほか、アジア象やサイも日常的に見ることができる。一方でトラを見るのは難しく、なかなか見ることができない。現在、60種以上の哺乳類と約320種の鳥類の生息が確認されている。
気候は雨季と乾季にわかれており、雨期には非常に強い雨が降るのが特徴的で、草原というよりは人間がすっぽりと覆われてしまうくらい背の高い気が生い茂っているジャングルというイメージである。
難易度:最高に難しい
1)行きやすさ:×
2)日本人・日本の会社を介した現地ツアーがあるか?:×
3)環境(ホテルなどの施設が充実しているかどうか):×
まずここまで来るのであれば近くのカジュランガ国立公園に行く人が多いと思います。世界遺産のわりにはマイナーでほとんど日本人は訪れないところ。また空港からの3時間の距離であったり、自然公園近くにホテルやレストランなどの設備も少なくなかなか行くのは難しい。
ベストシーズン 11月、2月、3月 <12月は寒い>
4月~10月は雨季なので避けた方が良いです。動物が全然みれません。それを知らずに行ったのが10月初めで雨がずっと降っていて、動物をあまり見ることができませんでした。
入場料金 500ルピー <通常はサファリツアーに含まれる>
〇ホテル:1泊 3500ルピー
〇ジープサファリ:約4500ルピー(一人の場合)
〇エレファントサファリ:約2500ルピー(一人の場合)
写真ギャラリー
マナス自然保護区に行ってきました
ジープサファリ
16-19 (約3時間) : 4500ルピー(約8500円)
※開始時間は決まっておらず準備が整い次第って感じでした。
マナスナショナルパーク内のホテルからブータンの国境までジープで向かいました。ホテルに到着したのが遅かったので、サファリのスタートが遅く16時頃になってしまい、帰りは19時近く、約3時間ですね。
ジープには銃を持った人が必ず付き添います。公園内に入る際のルールということみたいです。ジープは割と小型で座り心地はあまり良いとは言えないのでずっと立ってました。インド人に言わせるととても良いジープだとのこと。。。。ほんとに?笑
ジャングルに入る前に見えたヒマラヤは雲の上からでてるみたいで幻想的でしたね。
ジャングルの中は一本道になっていて、最初は感動してましたが、途中で景色も変わらず動物も出てこないので結構退屈でした。途中エレファントコリドーと呼ばれる象が出没するスポットがあるのですが、すでに象は立ち去った後でした。遅かったか。数匹の孔雀だけ見ることができましたが、この辺は孔雀って全然珍しくない動物でどこにでもいました。
Collared Scops OwlのWikipediaはこちら!
そして、最初の獲物!フクロウを見つけました。かなり遠くだったので望遠カメラがとても役にたちました。やや暗いですが、獲物を探しているところということです。結構レアだったようですね。
それからブータンとの国境には大きな川が流れていてヒマラヤの山々が荘厳に見ることができました。まだ川の流れが速く、上流で雨が続いているとのことです。またまだ川の水は冷たく、氷河が解けた影響もあるとのことでした。 生きている石と死んでる石のお話です。ガイドから上が死んでる石で下が生きている石だといってました。色と形でわかるらしいのですが、生きている石は徐々に大きくなるらしいです。一方で小さな石は死んでいるので大きくならないということでした。う~ん証明は難しいですね笑。 近くにインドとブータンの国境があるので、歩いて超えることができます。平和な国のブータンとの国境は、物々しい雰囲気などはなく、誰もおらず静まり返っていました。たまにブータンから食料を購入しに人がやってくるそうです。 帰りはもう真っ暗になってましたが、夕食をしている像の群れに遭遇。写真をとったのですがうまく映らず、、、、でも肉眼ではくっきりとみることができました。曇りで月の明かりもないので本当になにも見えずでしたね。
サファリは最後に象がみれてまぁよかったですが、3時間とわりと長い割には全然物足りない感じがします。もっと動物がたくさん見れると思ってました。ガイドに言わせるとシーズンは11月から開始なので今はまだ動物がいないとのことでした。とほほ
ホテルで夕食。レストランはホテルのレストランしかないのでそこから食べることに。でもまぁまぁ美味しかったかな。トマトスープは甘すぎてあまりおいしくなかったです。
エレファントサファリ
エレファントサファリに行ってきました!
アジアゾウといってましたがタイで乗った象よりも背は低く、横に長く、背中が広い象だったのでとても乗りやすかったです。それでも3mくらいあり、かなり高いと感じます。これから1時間、この象にのってブータンの国境に向かって歩きます。 浅い湖だったのですが、さすが3mもある象、ものともせずガンガン歩いていきます。思ったほどゆれませんでした。ただ携帯とか落としたらとか考えると少し不安でしたね。ザックみたいなチャック付きの入れ物を用意すると良いと思います。 少しすると大雨が降ってきて、ずぶぬれになりました。傘をもってきておいて本当によかった!ただ、傘でカバーできない両足はずぶ濡れでしたがまぁしょうがないですね。。。象の高さは4m弱はあったので、この草原は人が歩くとすっぽり隠れてしまうほどの高さなのですが、道なき道を突き進む象にとても感動しました。
そして、座席が徐々に左に傾いている気がする。そんなこともあるかと思って重心を右に傾けて座っていたら、案の定、座席の右側のロープがほどけていた。なので座席が左に偏っていたのだ! サクッとロープは直してもらったが、乗りながらだと傾きは直らない。わりと重心を右に傾けながらのライディングになってしまった。
座席についている取っ手も一緒に傾いているのでつかまるところがなく、少し不安でした。
まだ雨期だったのでほとんど動物がみれなかったのは残念ですが、それでも象、サイ、孔雀を見ることができました。
それと自撮り棒がとても役に立ちました!だれかが降りて写真をとってくれるわけではないので、象に乗りながら自分を映せるのはとてもありがたかったですね。
出会った動物たち
Wikipediaより
別名のスイロクは漢字では水鹿と表記し、名前の通り水辺(湿地帯の森林)に棲息していることが多い。泥浴びを好み、単独もしくはメスと幼体からなる小規模な群れを形成し生活する。夜行性で、昼間は木陰などで休む。天敵としてはトラやドールが挙げられる。
Wikipediaより
コウノトリ目コウノトリ科ハゲコウ属に分類される鳥類。開発による生息地の破壊、狩猟などにより生息数は激減している。1996年における生息数は7,000羽以下と推定されている。
宿泊したホテル
予算: 3500ルピー~
住所:Gyatigaon, P O Barengabari, Bansbari, Assam 781315 (MAP)
ホテルへの質問やサファリの依頼はこちらから
空港からの送迎、サファリは直接ホテルに依頼した方が安いです。
ちなみに全部屋Free Wifiとありますがまったくインターネットは使えません。
携帯もAirtel,Vodafone ともに全滅でした。地元のキャリアZioだけは利用できましたね。
大自然の中のホテルなので、贅沢はできませんでしたが、携帯とインターネット以外は文句なしのホテルでした。