世界遺産登録情報 Ref: 1338
2010年に文化遺産として世界遺産に登録された。
登録理由
(3)現存する、あるいはすでに消滅した文化的伝統や文明に関する独特な、あるいは稀な証拠を示していること。
(4)人類の歴史の重要な段階を物語る建築様式、あるいは建築的または技術的な集合体または景観に関する優れた見本であること。
ジャンタル・マンタル(天文台)の場所と行き方
ジャイプール空港から車で約40分。アンベール城のよりも空港に近く、ジャイプールの町からも近い。一緒に回るのがおすすめ!
ジャンタル・マンタル(天文台)とは?
太陽を基準として、正確な時間を測定する天体観測儀を集めた天文台。ジャイプールの他デリー、ウッジャイン、ワラーナシー、マトゥラー、と18世紀中ごろに5か所で似たような天文台を作った。このジャイプールが一番大きいらしい。
このジャンタルマンタルを作ったマハラージャ、ジャイ・スィン2世は、天文学に精通しヨーロッパの書物を集めてこの天文台を作成した。
このジャンタル・マンタル(天文台)には16の観測儀があり、太陽の光によって2秒単位で正確に測定できるインドでもっとも大きな日時計、星座や曜日を図るものもある。
難易度:中
① 行きやすさ:〇
② 日本人・日本の会社を介した現地ツアーがあるか?:△
③ 環境(ホテルなどの施設が充実しているかどうか):〇
※天文学などを勉強した人ならまだしも素人がみてもあまり面白くないためか、ツアーなどは少ない。
ベストシーズン 11月~2月
雨期(7月~9月)と暑い時期(3月~6月)は避けた方がよいと思います。日差しを避けるところはないので、行くなら帽子を持って行った方が良いです。
写真ギャラリー
ジャンタル・マンタル(天文台)in ジャイプールに行ってきました!!
行く前にガイドから3回「本当に行くのか?」と尋ねられた。それぐらい人気のない世界遺産だった!世界遺産らしくまぁまぁ人はいるけど、おそらくリピーターはほとんどいなと思う。天文学を知っている人なら楽しめるかもしれないが、2秒単位で測れる日時計をみてもあまり感動はないのです。。。300年近く前の高度な太陽と星を使った天文台としては非常に貴重だと思うのだが。。。。ただいまでも占星術として使われているらしい。でもとにかく暑い!
全体としては、現代美術のような奇妙な建物がいっぱいある。ガイドは一つ一つ説明はしてくれなかった。サクッと一人で一通りまわることになった。
入場券購入、200Rs。他の世界遺産と比べれば全然安い。
なるほど、どうやって使うんだろう?全然わからない笑。とりあえず太陽の位置を正確に把握できるらしい。
星の位置を観測できる機械とのこと。これも使い方はわからず。。。。
なんとなく、現代アートの雰囲気があった。見ただけでは何に使うのかさっぱり。。。
この形は、影を追いながら時間を図る日時計なんだとここにきて始めてわかった。大きなものほど影が詳細に追いかけることができ正確になる。これは20秒単位だが最大で2秒単位のものまであった。
巨大な日時計。2秒間隔で正確に時間を観測することができる。時計のない世界では大きな基準になっただろう。
丸い円盤は、観測した情報を記録するものだったらしい。また大掛かりなノートですな。。
占星術の使われてた12体の観測機。これでどうやって図るのだろうか。。。
肉を食べる人と食事を共にできない極度のベジタリアン!!
さて、待望の昼ご飯!チキンカレーに野菜炒めを食す。なかなかうまい!ガイドは極度のベジタリアンらしく、目の前で肉を食べられるのが見てられないらしい。感覚としては、日本人も目の前で鶏や牛をさばくのは見たくないでしょう。その感覚に近いとのことでした。確かに生まれたときから、肉を食べたこともないし、目の前で食べている人もいなかったので慣れていないようでした。
ただ、結婚相手もやはりベジタリアンしか選べないらしい。こういった食事制限はインド中で見ることができる。自分の周りにもベジタリアンは多く、ベジタリアン専用のレストランも数多く存在している。だが結婚相手まで限定されてしまうとは。。。。自業自得?