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世界遺産登録情報 Ref: 231rev
以下の事由で、文化遺産としてユネスコ世界遺産に2007年に登録されている。
登録理由
(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
(6) 顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と直接にまたは明白に関連するもの(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている)。
場所
行き方
デリーにあるガンディー国際空港から北東に車で約30分の距離に位置する。インディアゲートやコノンプレイスとともに車で回るのが定番のコース
ラール・キラーとは?
レッドフォート、デリー城とも呼ばれることがあり、アーグラにあるアーグラフォートとよく似ている赤砂石が作られているため、全体的にやや赤みのあるレンガ色の城です。有名なタージマハールを建設したムガル帝国の5代皇帝、シャージャハーンによって作られました。作られたのは1639年から9年間で、城内はかなりの広さがあります。つい最近まで軍に利用されておりましたが、一部を除いて開放されてます。インドの独立記念日(8月15日)には首相がここで演説を行うことでも有名です。
難易度:低
① 行きやすさ:〇
② 日本人・日本の会社を介した現地ツアーがあるか?:〇
③ 環境(ホテルなどの施設が充実しているかどうか):〇
日本からでも、デリー空港から車で30分なのでとても行きやすい場所にあるのですが、デリー観光1日ツアーの中に入っていない場合もあるので要注意。実は城内は見どころが少ないため1日ツアーから省く業者もあるので、行きたければ改めてツアー会社に伝えた方がよいと思います。
ベストシーズン 11月~4月
雨期(6月~9月)と暑期(10月と5月)は避けた方が無難だと思いますが、オフシーズンでも観光できないわけではありません。
入場料金 500ルピー
ラールキラーに行ってきました!
タクシーでラールキラーの正面からみて右側の側面にあるパーキングに車をとめて、ぐるっと回ったのですが15分くらいかかりました。暑い時期に行くようなら要注意ですね。小さい移動用車があるのでそれを利用すると良いと思います。
チケットカウンター
正面のチケットカウンター(番号6) の二つ日だしにある窓が外国人用の窓口です。
誰も並んでいませんでした。外国人にはあまり人気がないのでしょうか。。。。他の世界遺産も同じなのですが、インド人の入場料金は35Rsに対して外国人は500Rsなのも一つ理由かもしれません。
チケットはインドの世界遺産はどこも同じようなチケットになっていて、政府管轄なのが分かります。自分はResidencePermitをもっているので、インド人と同じ値段で入場できました。普通の外国人は500Rsです。
正面の門を囲むように側面に小さな門があり、そこから入ります。 当時、帝国配下の要衝だったラーホール(現在のパキスタン)への道がこの門から始まっていたということです。割と有名な門のようで、写真を撮る人がたくさんいました。 城内の図面ですが、思った以上に広かったので、暑い日に行くとすぐに帰りたくなると思います。 たくさんのお土産屋さんがならび、洋服やゴールドなどを購入できるが、あまり買う気にならないんだよね。胡散臭いうえにあまりきれいに見えないのです。。。。
楽士が皇帝を迎えたナッカル・カーナ
宮廷付きの楽団が1日に5回、皇帝が宮中にいることを告げる音楽を奏でた場所で、名前はナッカル・カーナという。装飾部分がとてもきれいです。
ディーワーネ・アーム(一般謁見の間)
少し離れてますが、一般民衆の謁見が許されたいた場所。中央には王様が座る玉座があります。当時の皇帝は第5代皇帝シャージャハーン。白亜の大理石の玉座に当時はサファイアやエメラルドなどの世界中の宝石が埋め込まれていたと言います。いまはありませんが。。。
当時はここで毎日民衆が直接皇帝に様々な問題を直訴し、解決してもらう場であったとのことです。
一方で公開裁判の機能もあり、罪人を象で踏む、毒蛇にかませる、剣で切り付けるなどしたようです。その後、第六代皇帝のアウラングゼーブにより謁見式は廃止されました。
以外に玉座が小さく椅子も特になかったので、皇帝の謁見の場とはわかりませんでしたね。
ディーワーネ・カース(貴賓謁見の場)
ディーワーネ・カースは白大理石でできた間で、かつて「クジャクの玉座」があり、天井に「もし地上に楽園があるならば、それはここなり」と刻印があるとのことですが、残念ながら発見はできず、、、当時の宮殿は想像もできないくらい綺麗だったことが想像できます。
見どころこそ少ないものの、内部の広場はかなり広く、多くの家族が大きな木の下で団らんを楽しんでいるように見えました。