今回は、インド・ジャイサルメールにある、ジャイサルメール城に行ってきました!
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ジャイサルメールとは?
ラジャスタン州の北西に位置する町で、パキスタンの国境と近い町。人口はたったの8万人。もともとは12世紀にバッティ家(ラージプート族)の王、ジャイサルによって東西貿易の要所に築かれた都市国家であった。国家は長く続かなかったが、当時は東西貿易拠点として大いに栄えた。だが、スエズ運河の開通によって交易路の重要性が失われ、パキスタンの分離独立で西への道が閉鎖されてしまったことで人は徐々に遠のいていった。しかし、発展から取り残されつつ、町を歩けば中世のインド・ラジャスタンらしさというものを感じる街並みは、インドの中でも失われつつあるものなのかもしれない。
ジャイサルメール城とは?
ジャイサルメール城は、「ラージャスターンの丘陵要塞群」の一つとして世界遺産に登録されてます。黄色い砂岩で作られた城で、城というか町に近いイメージ。いまでも中で3000人が暮していて、マハラジャが住むシティパレスも見学することができます。中は広いので回るのであれば3時間くらいはあった方がよいと思いますね。中にはレストランやショップが多く、カラフルで伝統的な生地がたくさん売られてました。
世界遺産登録情報 Ref: 247rev
ラージャスターンの丘陵要塞群 文化遺産 / 2013 / (ii)(iii)
登録理由
(ii) ある期間、あるいは世界のある文化圏において、建築物、技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展における人類の価値の重要な交流を示していること。
(iii)現存する、あるいはすでに消滅した文化的伝統や文明に関する独特な、あるいは稀な証拠を示していること。
場所と行き方
ジャイサルメールには空港があるので主要州(デリーやムンバイ)から直接飛行機で入ることができます。その他、近くのジョードプルから車で移動することも可能です。
難易度:低
- 行きやすさ:〇
- 日本人・日本の会社を介した現地ツアーがあるか?:〇
- 環境(ホテルなどの施設が充実しているかどうか):〇
日本語も対応してくれるホテルあり、町も小さく、城も町中にあるのであまり不便なところはない。
ベストシーズン 2月後半~3月
11月から3月からオンシーズン。砂漠近くで日差しも強いので夏はできるだけ避けた方が無難かとおもいます。おすすめは2月後半~3月です。僕らは2月後
入場料金 無料
ジャイサルメール城に入るのに費用はいりません。中はだだっ広い町みたいな感じ。
ジャイサルメール&ゴールデンシティに行ってきました!
空港の周りは荒野になっていて建物らしいものは全く見えなかったのですが、到着して車で少し走るとすぐに町が見えてきました。
そしてそのまま、ジャイサルメールへたどり着きます。
町中へ入っていくと。。。。
おお!なんか色が黄色に統一されていて、雰囲気ありますね!
目の前に見えるのがジャイサルメール城。これは6つあるラジャスタンの丘陵砦群の一つとして登録・保存されています。そしてジャイサルメールの街並みは夕日に染まる頃に黄金色に見えることからゴールデンシティと言われてます。
ご当地限定!!マカニアラッシー
ホテルの屋上でゴールデンシティを眺めながら中華を食べる。むむむ、なんか違うきもする笑。意外になんでもそろっていて何を食べても美味でした。ビールも近くで購入できるのでお店の人が親切に買ってきてくれました。
幻のご当地ドリンク、マカニアラッシー
さて、フォートに行く前にマカニアラッシーのご紹介です。なんとご当地、ジャイサルメールでしか飲めないという幻の飲み物です。味は甘いヨーグルトみたいな感じですが、なんと練り物のようにわりと粘着があります。それに伴い触感が不思議で長く楽しめますね。水の少ない砂漠ならではの一品なのではないでしょうか!
これから車で数分のところにあるジャイサルメール城へ移動します。人はいるのですが少なく、インドってことを考えるとちょっと物足りない気が。。。。。すこし廃れてしまった感がありますね。
フォート外壁に到着
さてここから内部に入ってきます。
ジャイサルメール城周りは道が狭いのでリクシャが便利です。城中心街に近づくにつれて人も多くなり活気がでてきました。インドっぽいです!
城壁になんか張り付いている、、、、と思ったらハトだった。なんか巣作りには最適な場所なのかもね笑。
フォートの中に入ってみると。。。
バン!城塞内部はこちらです。人が途端に多くなりました!そしてこの人込みの中をリクシャが全力で走るという。。。。カオスです。
ターバンを巻いたラジャスタン人の顔が描かれているTシャツがおしゃれに見えました。この辺じゃめっちゃ流行ってそうでしたけど。。。。買いませんでしたが。笑
売り方が独特な、なんとも言えないお店でしたが、ジャイサルとイタリアがまさかドッキングしたネーミングになっているとは。。。。どの辺がイタリアなのかは、実際に行ってみてください笑。
紋章がとても印象的だったので、そしてこの細い城門を結構なスピードで潜っていくリクシャー。ここも入っていいんだ!というか少しスピード落としてほしい。怖いから。後ろからビューーーンってすごいスピードで追い越していくのでびっくり。
あまり見たことがないような独特の模様が描かれた生地がたくさん。。。ちょっと女性は楽しいかもしれませんね。
インド・ラジャスタンで良く見かける伝統楽器ラーヴァナハッタ。バイオリンみたいな弓楽器。ココナッツの殻が使われています。いろんな色と長短があるんですね!面白い。
フォート中心街
そろそろ城塞内部中心街に入ってきました。意外にも内は観光客でにぎわってました。
ここが、マハラジャが今も住むというシティパレス。300Rsで中に入れるそうです!
とてもカラフルな生地で作られたマットや布団。不思議とラジャスタンって感じがするんですよね。なんででしょうか?
ラジャスタン風のおしゃれ?なマグネットがずらり!砂漠の民、ターバンがとっても雰囲気が出てますね。
城から出てジャイサルメールの町を散歩しました
自然豊かなインドですが、ここにも少し歩けばいろんな動物がいました。誰か飼い主がいると思うのですが、、、、いない気もする。どの動物も人には関心がないようで、逃げもしないし、襲っても来ませんでした。子牛は可愛かったですね。
ジャイサルメール城の近くにレストランがありました!コミカルなインド人の絵が素敵だったので、1枚パシャリ。
路上で香水を売っている人が、、、、いなかった笑。なんか有名なんですかね。興味がないので写真撮っただけでした。
おすすめレストラン
The TRIO Restaurant
[住所 Mandir Palace,Gandhi Chowk, near Bank of Baroda, Jaisalmer, Rajasthan 345001]
食事も美味しくいただきました。ちょっと重たかったですけど。。。。笑。ローカルフードを楽しみたかったらおすすめです。
おすすめホテル
Hotel Tokyo Palace (ホテル トウキョウ パレス)
今回は宿泊しませんでしたがツアーを利用させて頂き、とても手厚く“日本語で”対応いただきました。ホテルも部屋もとても綺麗でしたのでおすすめします。
今回は、ゴールデンシティ、ジャイサルメールとフォートにお邪魔しました。古き良き砂漠の町、ラジャスタンの雰囲気を感じさせてくれる素敵な町でした。人も食事も最高!!