本日のトレッキングルート
ラムネ(Lamuney) 高度4160m→ゴーチャラTOP(GochalaTOP) 高度4800m →コクチョム(3660m)
本日の活動量計
30728歩 / 24.56km / 4848 kcal / 11階
※参考値:富士登山 吉田ルート(2日目、9合目から登頂後、下山 fitbit測定)
32,408歩 / 25.93km /4793kcal/ 99階
難易度:高い
今回は富士登山でいうと9合目に泊まって登頂し、朝日をみて下山するパターンに近いです。ただ、高度が富士登山よりも1000mほど高いので体力の消耗が大きい分、難易度は高めでした。
トレッキング5日目
朝の2時に起床
今回の最終目的地はゴーチャラTOP(4800m付近)です。現在のところ、インド側からカンチェンジェンガトレッキングに参加する場合、このルートではもっともカンチェンジェンガに近く、高度が高い場所。
僕らは予定通り夜2時半に出発したのですが、夜道は暗く、ライトをつけながらの行進でした。
この時、高度がすでに4400mを越えており4800まで数時間が上がるため結構急な坂道になっており、きつい。正直言って10年前は余裕だっただろうなって道なんだけど、今はとにかく息があがる、十歩歩いて止まって深呼吸みたいな。ちょっとショックを受けましたね。
カロリーはしっかりと摂取しているのですが、とにかく燃焼せず体がずっと寒いままで手足の先が徐々にしびれていく。その一方でヨーロッパ系、インド人系の人にどんどん抜かされてく、ヨーロッパの女の子はなんであんなに薄着ではやいんだろう??
途中で羊(ブルーシープ)が自分達を不思議そうに見ていました。写真はとれず、すみません。キリマンジャロほどではないがそれに相当すると思うほどタフな最終アタックでした。自分の体力のなさにずっと反省してました。。。
ガイドから「そこの角を左にまがったらもうすぐだからがんばって!」と言われるが、そういわれてからもう1時間ものぼってまっせと。このまま一生終わらないのではないかと思っちゃいました。
最終アタックでの事前準備は以下の通り
足の筋肉痛は鎮痛剤(バファリン)で抑える、高山病はダイアモックスでカバーできていたが過信はいけない。対策は深い呼吸とゆっくり登ること。
そして自分の一番の問題は、体温です。
あれだけカロリーを摂取し、心拍数120を越えているのに、全然身体が冷えて、暖かくならない。カロリー燃焼効率が極端に悪い。日ごろからクーラーの中にいたり、運動不足だったりと身に覚えはたくさんある。今度は登る前にしっかりと運動しようと心に決めました。なんか納得。
ゴーチャラTOP(4800m)に到着
ゴーチャラTOPに到着したのは、すでに日の出を回っており、すでに霧が出ていた。。。自ら体力のなさに反省しつつ、それでも息をのむ絶景に感動しました。ヒマラヤは本当にすばらしい!
下山開始!
さて、ここから下山開始です。実はここからが本当にタフな時間が続きます。
帰り道にサミティレイクを横切りました。高度は4200mで富士山よりも高い場所の湖。解けた氷河でできた湖のようでこの辺の動物たちの水飲み場として利用されているようですね。たくましいっす。
帰り道の絶景。美しい自然に癒されつつもまだキャンプ場が見えないのでがっかりしている時の写真。この日は太陽が出ず、ずっと曇りだったので体が暖かくならずちょっとヤバイって思ってました。
11時頃、ラムネキャンプ場に到着
もう9時間も歩いている。。。
ガイドの判断で、大事をとって酸素を吸入し食事をとって15分ほど仮眠。驚くほど体が軽くなったが、まだまだこれから4時間以上は歩かなければならず、もっともタフな日だと思い知らされる。
まだ高度は3800mくらいの場所ですが、景色はすっかり谷間ではなく、ジャングルの景色になってきた。あともう少しなんだけど、雨と風がでてきて体温を奪っていく。自分の体的に問題なのはこの体温。外気温はおそらく5℃くらいで着込んでいるので全然問題ないはずなのに、めっちゃ寒い。普段からの運動不足だよな~。と思ってます。またまた反省。
コクチョム(宿泊所)に到着
到着すると極度の疲労により動けない。今日は気を使って頂いて、小屋の中で一泊することができた。雨が降ってきてしまったので衣服を着替えてとりあえず寝袋の中で暖まる。もう、これだけで天国にいるみたいでした。でも富士山の山小屋ってなんであんなにきれいなんだろうね。
夕食
夕食はお腹にやさしいお粥っぽいやつ
[夕食は卵とお粥っぽいやつ]
現地の方にたくさんサポート頂きました。本当にありがとうございます。もっと体力をつけないとダメだよねっと、心底思いました。
今日はこの辺で。