ルンビニ・マヤデビ寺院を訪れた翌日の体験記です。
※ルンビニ・マヤデビ寺院を訪れた体験記はこちら
世界遺産登録情報 Ref: 121bis
2006年に文化遺産として世界遺産に登録されました。
登録理由
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
(6) 顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と直接にまたは明白に関連するもの(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている)。
場所と行き方
カトマンズ盆地は首都カトマンズの周辺一帯をさします。基本的に飛行機でネパールの首都・カトマンズに行けばよいのですが、そこからタクシーに乗って移動しパタンなどの有名都市を回ることになります。
カトマンズ盆地とは?
盆地、または渓谷と呼ばれる理由は、ヒマラヤの山々に囲まれた低い土地という意味で、ヒマラヤからの豊かな水や自然が多く、文化・芸術が発展した場所になります。有名な都市として、カトマンズ、パタン、バクタプルといった都市があります。
難易度:低
- 行きやすさ:〇
- 日本人・日本の会社を介した現地ツアーがあるか?:〇
- 環境(ホテルなどの施設が充実しているかどうか):〇
ネパールは日本の文化も多く入ってきているのでふと日本語の表記や話し声が聞こえることがあるほど、行きやすく、旅行しやすいところになります。基本は英語ですけどね。後に紹介しますが、カトマンズで宿泊したKaze darbar というホテルは受付が日本語が話せ、ホテル内でレベルの高い日本食を堪能し、部屋にはバスタブまでありました。気軽に訪れても良い場所かと思います。
ベストシーズン
カトマンズ盆地は一年中温暖な気候です。自分が訪れた3月上旬では朝は少し寒かったのでセーターを羽織るくらい。昼はTシャツ一枚で過ごせました。
ホテル料金・ツアー料金
私たちは、カトマンズでタクシーを一日チャーターしてボダナート、バクダブル、パタン観光にしました。1日70ドル~80ドルくらいかと思います。(ローカルでもっと安いところはあるかもしれません。。。。)
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カトマンズ盆地(パタン)に行ってきました
ネパール一日目にルンビニで一泊した後、カトマンズに飛行機で戻り観光する予定が。。。
まさかの濃い霧に覆われていて、前が全然見えない。。。。飛行機飛ぶのかしら。
昨日書きましたが、なんだか舗装されていない道路をずっと走っていてかなり揺れました。酔い止め必須ですね。特にこういうドライブに慣れていない日本人は厳しいかと思います。自分はインドで慣れているのでもう大丈夫なんですけど。。。
カウンターに隠れるように人がいたので、フライトが飛ぶかどうか聞いてみたところ、40分ディレイだと。でもなんか怪しい。40分では終わらなそう。
コーヒーを売店で購入し、ゆっくりフライトを待つことに、うわ!めっちゃ蚊がいるわ。。。。
外を見てても全然晴れない、50分が1時間、1時間が1.5時間と徐々に遅延が伸びていく状態でした。滑走路をみても飛行機が一台もいない。どうやらカトマンズから来ていないみたい。これは重症かも。。。
2時間遅れで出発!
およそ2h遅延で飛行機に無事乗り込むことになりました。よかったよかった。セキュリティゲートは誰も荷物を見ている人がいないし、みんなビビってなるんだけど誰も注意したり確認したりしない。この奥のカーテンの先で荷物チェックがあるだけでした。このゲートはなんだったんだろうか。。。。
と思ったらカーテンの向こうに係員が入念にバックの中などチェックしてました。そりゃそーだね。
みんなカトマンズ行きに乗る人々。遅延している割には落ち着いてました。よくあることなんでしょうね。
早速飛行機に乗り込みます。カトマンズまで35分のフライトでした。ちょっと曇っていたけど雲の上に出てしまえば快晴です。
カトマンズに到着!
無事にタクシーを捕まえて出発!
パタンについて
パタンとは?
世界遺産 カトマンズ盆地の主要都市の一つで、もっとも古い都市と言われてます。パタンはサンスクリット語で「ラリトプル」とよばれ「美しい都」という意味。仏教の歴史だけでなく、絵画などの芸術にも注目されている。この町に暮らすネワール族はそのような彫刻や絵画といった芸術に秀でていると言われてます。
場所と行き方
さてパタンに到着
空港からタクシーで20分~30分くらいの距離でした。
近くの駐車場から少し歩くと、だんだん見えてきましたね。
ダルバール広場
まず、最初に一本道の広場があり、その左右に寺院や旧王宮といった建物が密集しているという感じ。この広場の建物は16~18世紀にマッラ王朝全盛期に建てられたものらしい。多くの観光客と現地の方で賑わってました!
クリシュナ寺院(入り口付近)
ダレジュの鐘
こちらも見どころの一つ、1736年にマッラ朝ビジュヌ王によって作られた鐘。嘆願者が王に不平を伝えるために作られたものらしい。なんとなく当時の生活が見えてきた感じがしますね。
旧王宮(ロイヤルパレス)
カトマンズやバクタプルよりも古い歴史をもつ王宮(17~18世紀)。王が即位するたびに増築されたらしい。チョークと呼ばれる中庭を囲む建物が特徴。
こちらはムル・チョークは王の執務室として使われていたらしい。かなり日差しが強くなってきました。。。。3月なのに暑い!
パタン博物館
中庭を囲った建物の中に博物館がありました。割とおしゃれな感じでカップルや家族ずれのかたも多かったですね。
インドに近く、仏教のイメージもある絵画や彫刻は、日本とインドを知っている自分にとってとても印象深い博物館でした。日本だと怒っている顔が多い彫刻も、なんか楽しそうなんですよね。交差させている足は、踊っているところを表現してます。
ハリ・シャンカール寺院
1705年に建てられたヴィシュヌ神とシヴァ神の両方の神聖をもつハリ・シャンカールを祀っている。。。。が、いまは日本の手によって再建築中。中には地獄の拷問場面や官能的な彫刻があるらしい。残念!
こちらが有名なインド様式のネパールでは珍しい石造りの4段構造。2Fにクリシュナ、3Fにシヴァ、4Fにブッダが祀られているらしい。なんとなく神様の順位が決まっているようで面白い。仏陀って実在した人物なのにここではシヴァよりも高い神様なんですね。
ヴィシュワナート寺院
インドではよく聞く名前の寺院。シヴァ神が祀られており、牡牛の石像もあるらしい。正面の2対のゾウが特徴。しかし入れず。改修中。
ビンセン寺院
痛々しさが伝わってくるぐらい、支え木でなんとか持っている寺院。1682年に建てられたという碑文が残っていることからかなり古いたてものらしい。職人や商人を祀っているらしい。
マンガ・ヒティ(水汲み場)
おしゃれカフェで牛肉ステーキランチ
さて、そろそろお昼なのでランチをしたくなり、世界遺産の中にありました。とても雰囲気の良いカフェで食事も美味しかったのでお勧めですね。インドでは味わえないカフェらしい落ち着いて静かな空間に感動してしまいました。日本から行くとそうでもないかもですが笑。
お昼になってきたのでカフェでランチをしました。
左から
〇Nepal Ice Premium Quality (ネパールアイス)
〇GORKHA(ゴルカ)
〇Everest(エヴェレスト)
ネパールと言えばやはりエヴェレスト
!ということで今回はエヴェレストビールをいただきました。わりと苦味が強かったですが、しっかりとしたビールという感じです。アルコール度数は5%
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インドでは食べれない牛肉を中心にオーダ。筋が堅かったところはありますが全体的に美味でしたね。それ以上に雰囲気が落ち着いていておすすめです。
さてこの後、バグダブルに向かうのですが長くなったので次回に。