短期 & 社会人の海外語学留学は効果的?
私は社会人として東京勤務でしたが、夏休みを利用してカナダにあるバンクーバーで2週間の語学留学をしてきました。ホームステイを通じて現地の生活に触れたり、英語を使ってショッピングやホームステイ先の家族とゲームを楽しみ、週末には旅行と非常に充実していて楽しかった一方で、もう少し工夫すればもっと効果的な意味のある留学になると感じました。また留学を仕事としている業者のホームページでは、たくさんの人に留学してほしいという思いから過大な広告(海外にいくだけで英語が話せるようになるなど)になっていると思います。留学はとても効果があると思っていますが、学生と異なり時間がない社会人はやはり抑えるべきポイントがあると思います。
ここでは短期(自分は2週間)・社会人 を対象に、効果的な短期留学について記載したいと思います。ポイントを押さえれば効果は高いと思います。学生の時に留学しておけばよかったと思っている方には、ぜひ夏休みなどを利用して効果的な語学留学を実現してほしいと思います。
短期で最大の効果を得る方法について
アウトプット(会話・発音)に集中!単語・文法・リスニングは日本でやっておく!
語学はシンプルです。より多くの英語を蓄積させることが効果につながります。
語学留学すると英語環境に飛び込むことになりますが、これらの英語がある程度理解できなければ蓄積されないため、その英語環境に効果があるとは言えません。そのため最低限インプットができるように日本である基礎的な勉強してから留学すべきと思います。
TOEIC600点以上が一つの目安
自分の経験からですが、英語環境である場合、思った以上に大量の英語を浴びることになります。レベル分けされた授業だけでなく、飲み会、旅行、遊び、食材、住むこと、電車などの移動、広告 など。そして先に述べた通り、ある程度これらの英語が理解できなければ、英語として蓄積されません。そのためTOEIC600点くらいは最低必要と思います。
TOEICの学習方法についてはこちら!
それから語学留学してから一人で座学(単語を暗記する、文法を学ぶ、教材からリスニングを練習する)というのは非効率だと思います。このようなインプット作業は日本でもできるので事前にやっておきましょう。TOEICを目安にすると感覚的に600点以上はあった方が良いと思います。ある程度意味を理解でき、その単語はどういう意味?どのようなつもりでそうと言ったの?というようにゆっくりでも良いので聞き返せる程度の会話力は身に着けていきましょう。
無事に、確実に帰国すること
当たり前ですが、安全な場所を選びましょう。ではどうすれば安全な場所なのか?犯罪率、テロで狙われそうな場所と安全な場所といっても一口では言えません。自分がポイントとしたのは以下の通りです。
身近な友人(複数人)が留学していて、安全であることを確認
一般的な情報や学校・エージェントからの情報は、基本的に良い情報しかありません。またタイミングや地域によっても異なります。別の信頼できる生の情報が重要です。SNSなどを介して得る情報も有効と思います。
日本人が多い都市、地域
日本人は他の外国人よりも安全情報に敏感だと思います。やってはいけないこととして、日本人と固まりたくないがゆえにアジアや南米など、日本人があまりいない地域にいくことです。日本人と固まるかどうかは本人の意識の問題ですし、そうならないように学校選びに力を入れましょう。安全情報だけでなく、食や交通手段も大丈夫という目安になります。
語学学校がたくさんあって、エージェントも多い
自分はバンクーバーを選びましたが、ここも語学学校や留学を仲介してくれるエージェントが多いです。その分、比較できたり、費用を抑えられたり、2週間の短期プログラムがあったり、学生が多いのでアクティビティがあったり、といろいろな利点があります。
危険な地域がはっきりしている大きな都市を選ぶ
バンクーバーを例にとると、ダウンタウン東地区,中華街近辺等と危険な地域ははっきりしているので、そこに決して近づかないということです。これは過去の犯罪やギャングなどがいる地域に基づいていることが多いです。それ以外は安全というわけではないのですが、自分のいるところが危険地域から隔離されていることは最低限確認しましょう。
”頼れる友人“がいる場所にする
私は友人が住んでいる地域にしました。なにかあった際に現地で頼れるというのはこの上ない安心感を与えてくれます。必須ではないのですが場所で迷ったらこれもポイントになると思います。
複数のエアラインが運航している場所にする
帰りの飛行機も予約しているとは思いますが、天候やテロなどなにがあるかわかりません。帰りの飛行機になにかあっても別のエアラインを確保できるように、大規模なHUB空港のある都市を選びましょう。エアラインが一つしかない小さな空港だと、いざというときに遅延や閉鎖されることもあります。ある程度お金がかかっても帰らなければならない場合も想定しておきましょう。
十分なインフラがあること
SIMカードが手に入ること
携帯は必須です。SIMフリーの携帯を持ち、現地でSIMカードが手に入る場所であれば問題ありません。アメリカやカナダだと日本でも現地で利用できるSIMカードが手に入るのでお勧めです。
インターネット品質が良いこと/制限がかかっていないこと
インターネットができるだけでは安心できません。画像一つ送るのに1分ぐらいかかる地域もあります。欧米やオーストラリアは問題ないと思いますが、アジアなどの地域はどのくらい品質があるのか確認した方がよいと思います。現地の友人や留学エージェントに確認するようにしましょう。
停電、交通機関のマヒ、天候が厳しい、テロが頻繁におこる などを避ける
これも地域で確認しましょう。現地の友人や留学エージェントに確認するのが良いと思います。
おすすめ留学エージェント、語学学校選びについて
上記を考慮した結果、結局バンクーバーに語学留学をしました。詳しい情報はまた別途記載します。
おすすめ留学エージェント:
カナダ現地留学エージェント【カナダジャーナル】
期間や勉強したい内容、ホームステイがしたいなどいろいろと相談にのってもらえます。
バンクーバーは多くの語学学校があり、先生も日々変わるので経験のある方にお勧めを聞くのがよいと思います。
自分が通った語学学校:
ULC (Urban Learning Canada)
•授業料がお手ごろ。
•スタッフ、先生がとてもアットホーム。
•人数制で発言をたくさんできる。