世界遺産登録情報 Ref: 246
以下の事由により1984年に世界文化遺産として登録されました。
登録理由
(ii)to exhibit an important interchange of human values, over a span of time or within a cultural area of the world, on developments in architecture or technology, monumental arts, town-planning or landscape design;
(iii)to bear a unique or at least exceptional testimony to a cultural tradition or to a civilization which is living or which has disappeared;
(iv)to be an outstanding example of a type of building, architectural or technological ensemble or landscape which illustrates (a) significant stage(s) in human history;
場所と行き方
もっとも近い空港はブバネーシュワル空港でデリーから2hで毎日運航している。空港から車で1.5hタクシーに乗ると太陽寺院に着きます。意外に楽でした。
スーリア寺院とは?
13世紀、西側からイスラム勢力が攻めてきた際、当時のガンガー朝、ナラシンハデーヴァ王がイスラム勢力を打ち破った記念にこの寺院を建設しました。コナーラクという場所に立つこの寺院は浜辺で積み立てた石も崩れやすく、いまはほぼ原形をとどめておりません。
この寺院を建設するために、1万2000人が過酷な労働に従事し、王朝の12年分にあたる、当時の金額で3億6000万Rsにも達したらしいです。
700年以上経過した現在、まともに残っているのは前殿だけで、本殿はもう基礎部分しか残っていません。それでもその巨大さには圧倒されますし、周りを彩る彫刻も多く残ってます。数多くの鉄パイプに支えながらやっと立っている寺院を見ると、楽しく踊り、奏者をかたどった彫刻がとてもさみしく見えました。
難易度:低
① 行きやすさ:△
② 日本人・日本の会社を介した現地ツアーがあるか?:〇
③ 環境(ホテルなどの施設が充実しているかどうか):〇
一度国内線の乗り継ぎは必要だが、意外に行きやすい。近くにプリ―の町があるので、宿泊場所に困ることはない。海岸沿いにホテルがたくさんあるので自分で手配してみるのもよいと思います。
ベストシーズン 10月~2月
暑い時期3月~5月、雨期6月~9月 をはずしていくべきですが、この時期に行ってもみれないわけではありません。
入場料金 500ルピー
外国人は500Rs。その他カメラは無料です。
太陽神スーリアを祀るスーリア寺院に行ってきました
ナート(ヌリッティヤ)・マンディル(舞堂)
すでに屋根はなくなっているのですが、側面にびっしりと男女奏者が描かれていて、見どころはあります。
この辺でガイドが声かけてきますので、もしガイドを頼みたいのならきちんとライセンスを持っている人を選びましょう。自分はここで声かけてきたガイドを雇いました。300Rsを200Rsに値切っちゃいました。
前殿
ほぼ完ぺきな姿を残してる、唯一の建物。女性奏者やミトゥナ像(抱擁する男女)像が多く描かれている。今は崩壊を防ぐため内部に石がつまれており入ることはできない。また側面の崩壊をふせぐために張り巡らされた鉄棒がなんとも痛々しい。
本殿
本来は70mはあったであろう本殿は土台だけ残してすでに無くなっています。またどの残っている2F部分ももろくなっていて近づくことができず、下から眺めることが精いっぱいである。この後、この寺院にはどのくらいの時間が残されているのか。。。。
一昔前は本殿の近くまで登っていくことができたが今はそれもできなくなってしまったらしいです。
マーヤ―デーヴィー女神を祀る小寺院
スーリア寺院を横目に少し進むと、基礎部分しか残っていない小寺院が残っている。
宿泊したホテル
ザ チャリオット リゾート&スパ (The Chariot Resort & Spa)
今回はプリ―の町に近い the Chariot resort という場所に宿泊しました。
ロビーにいると「こんにちは」とホテルのスタッフから日本語で話しかけられてびっくりしました。どうやらコルカタで日本語を学んだそうです。ホテルのサービスはこの地域では相対的に高いと思います。ただ、やはり汚い部分もありこの辺が限界かもと思います。
(おまけ)ホテルでアーユルベーダに挑戦
今回ホテルでアーユルベーダに挑戦してきましたのでその奮闘記を書きたいと思います。
アーユルベーダドクターがおり、客の症状に合わせてぴったりのサービスを選んでもらうとのこと。シロダーラは45分間頭にオイルを垂らすだけだから全身がいいなら1.5hのこちらのコースがいいよとのことなので、じゃそれでと。。。
この人は本当に必要なのかな?免許とかなさそうだし、誰でもできそう。。。。って思っちゃいました。
それに部屋が暗い。ちょっと怪しい感じがするのです。
その後、お世辞にもきれいとは言えない部屋に通されて、まっていたのがこれ。
板のベットは健康に良いとか言ってましたが、上からプレッシャーがかかると膝の骨が痛い。途中たまらずタオルを引いてもらいました。
その後、薄いパンツだけになり、厨房にいるようなエプロン姿のかなりごついインド人に油まみれにされて全身をマッサージ。なんだかちょっと気持ち悪い。伝統的なアーユルベーダに思えない(雑)最後は簡易スチームサウナで終了。
感想は、もう一回いくかといわれれば行きません。笑