世界遺産登録情報 Ref: 340
1985年に以下の事由により自然遺産として世界遺産に登録されました。
登録理由
(10) 生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには科学上または保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。
場所と行き方
デリ空港から車で4時間程度の場所。アーグラにも1時間程度で行けるため、タージマハールも合わせていくことをおすすめします。
ケオラディオ国立公園とは?
アーグラ近くに位置するこの国立公園は、たくさんの動物が住んでおり、特に鳥類が有名な場所です。多くの鳥類は、夏場は暑いためヒマラヤ近くに住み、10月くらいからこのケオラディオ国立公園にやってきます。もともとはシヴァ神を祀ったケーオラーディオ寺院があったことからこの名前が付いたと言われています。
ケオラディオ国立公園はもともとヤムナー川を水源とする湿地帯だったのですが、1850年頃、この領地を統治するマハラジャによって人工的に水を貯蓄できる湿地帯を作ったのが原型になります。当時は狩猟も行われてました。
今は、車の乗り入れを制限されるのでサイクルリキシャを雇って園内を回るのも他の国立公園にはないところですね。
難易度:駐車場から
① 行きやすさ:△
② 日本人・日本の会社を介した現地ツアーがあるか?:〇
③ 環境(ホテルなどの施設が充実しているかどうか):△
デリーから車で4時間強の距離なので行くのはそこまで難しくはありません。ケオラディオ国立公園ツアーを日本語で紹介しているツアーはありますが、日本語でガイドしてくれる人はいないのではないかと思います。またこの近くにはゲストハウスっぽい安宿が多いため、アーグラに行ってホテルを見つけることをおすすめします。
ベストシーズン10月~3月
この時期にヒマラヤなどからやってくる鳥類でとても賑わう場所になってます。4月~6月はかなり暑く、6月~9月は雨季なので、行くのでしたらきちんと準備をしていきましょう。自分が訪れたのは6月中旬で、オフシーズンでしたがたくさん動物がおり、とても楽しめました。
入場料金 全1000Rs(2h)
内訳
〇入園料:500Rs
〇サイクルリキシャ:100Rs(1h)
〇ガイド:150Rs(1h)
ケオラディオ国立公園に行ってきました!(体験記)
デリー空港からタクシーをチャーターしてケオラディオ国立公園へ向かっていたところ、途中で砂嵐(サンダーストーム)に襲われました。晴れていた道が突然暗くなり、風と砂で車がゴォー、パチパチと大きな音を立ててます。時期は6月中旬で確かにサンダーストームが発生しやすい時期でした。が自分が直撃するとは。。。。
結構怖かったのですが、運転手はこんな視界が悪い中、1車線なのにガンガン対向車線に出て追い越しするのはとても怖かった。砂嵐よりもこのドライバーの運転がとっても怖かった。。。。。ケオラディオ国立公園に着いた頃にはすっかりと晴れており、且つ雨が降ってくれたおかげでかなり涼しい天気となりました。ラッキーです。
かなり大きな孔雀が木の上に止まってました。かなり絵になる風景だったのですが、若干逆行で色合いが映らない。。。。かなり色鮮やかで美しい光景でした。
今日はオフシーズンな上、砂嵐にあったこともあり、とにかく人がいませんでした。あの倒れた大木は砂嵐の影響だろうか。。。。インドおそるべし。
オフシーズンな上に砂嵐がきたのでとにかく客が来ず、暇そうなサイクルリキシャのおじさんたち。
こちらは3人いたのでマニュアル人力車(自転車で引く)を2台借りました。あとガイドを一人。意外にスピードは気にならず、ただボロボロの自転車でメンテナンスもされてない感じだったんで運転手は大変だったろうなと。笑
注意!
国立公園内ではガイドを必ず雇うようにしてください。理由は動物を見つけるのがすごいうまいからです。素人ではなかなか見つけられません!
公園内はそんなに大きな木がなく、ジャングルというよりは湿地帯ありのサバンナにやや近い環境でした。動物の鳴き声が近くからするのでたくさんの動物たちが住んでいるのがわかります
この日は、雨を含んだ砂嵐がきていたけど、たまたま園内を回る時間になると雨がやんで曇りですが見晴らしは良く、とてもサファリ日和になりました。
そろそろ日も暮れてきましたし、見たことのある動物ばかりになってきたので、今日はこの辺で引き返しました。往復約2時間でした。十分楽しめたと思います。園内はそこまで大きくはないのですが、このぐらいの時間だと約半分まで行けたかなって感じですね。
宿泊したホテル
今回宿泊したのは、アーグラにあるマリオットでタージマハールにも近いです。とても清潔感があり、きれいで食事も文句なしだったのでとてもおすすめです!!
(番外編)インド、デリーでラーメンにチャレンジ!
この旅の締めはやっぱりこれ!ラーメンです。今回はデリーにある空楽を訪れました。鳥白湯ベースの空楽ラーメンと焼き餃子を注文。意外に薄味ですので、コショウなどで味を濃くすると良いと思います
(番外編2)本場、本格アーユルベーダにチャレンジ!
今回は、デリーにある本格アーユルベーダを堪能できるお店にいきました。
お邪魔したお店はこちら
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感想
まず、男性には男性が、女性には女性がサービスをすることになってます。
いきなり紙のうっすいふんどしに着替えさせられ(ほぼ丸裸)木のテーブルにうつ伏せになります。結構恥ずかしい。そこから油まみれになりながら二人のインド人男性に体中をさすられました。左右に立って同じタイミング!!気持ちいいけど気持ち悪いというか。。。。
最後は備え付けの簡易サウナで汗を流して終了です。
このアーユルベーダはインドでは医療として位置づけられており、アーユルベーダ用のドクターもいるようです。そして1週間は続けて受けないと意味がないとも言ってました。。。普通のマッサージでもよいのでは????と思っちゃいます。
自分は合わなかったですね。なんか素っ裸でオイルまみれにされた男がインド人の男二人にさすられるのはちょっと気持ち悪くて。。。。ぜひチャレンジしてみてくださいね笑。
ケオラディオ国立公園でみた動物たちの写真ギャラリー