日本百名山の一つ、大菩薩峠に登ってきました。
これまで、ヒマラヤ、キリマンジャロ、インドの4000m〜6000m級の山々を登ってきて、壮大なヒマラヤの風景は決して日本にはなく本当にすばらしいのですが、、、、実はその一方で登りながら「日本の山の方が四季折々の緑、紅葉があって自然が豊かだよな〜」とか「山菜そばがたべたい」とか思ってました。実は日本の山々には、世界の最高峰と呼ばれる山々にはない魅力がある(のでは?)と思い、百名山の完投を目指して活動を始めたわけです。その辺も対比しながら描いていきたいと思います。
ゆるりとやっていきますし、時には百名山以外も登りますのでご了承くださいませ。(ペコリ)
大菩薩峠とは?
日本百名山のまず最初は、東京からも日帰りで行きやすい大菩薩峠です。山梨県にある1897mなので割と高いと思いきや、実はバスで1600m付近まで行けるので登るのは思ったよりも簡単でした。交通の便が良いので冬山登山としても人気の場所です。甲府盆地に面しており、秩父奥多摩甲斐国立公園に位置してます。
登山した感想
なんと言っても菩薩峠から見える富士山の入った大パノラマ風景ですね。ここには売店やテーブル、座り心地のよい大きな岩がたくさんあるのでお昼には持って来いの場所です。風景を見ながらの食事は日頃の疲れを癒してくれるようなリフレッシュすることができました。ぜひ晴れている日にいきたいですね。
登山スケジュール
登山日 2020年6月27日(土)
8:00 甲斐大和駅到着
8:04 駅前バス乗車(臨時便)
9:00 上日川峠バス停 到着
9:05 登山開始:ロッヂ長兵衛 を出発)
9:29 福ちゃん荘到着 1752m
10:11 大菩薩峠 1897m
11:17 大菩薩嶺 2057m
12:16 丸川峠 昼食
13:39 下山
登山時間 約4.5時間 (お昼混み)
登山に必要な体力 ★★☆ (中級)
FITBIT Charge4測定で1日の消費歩数、カロリー上昇回数をはかりました。
歩数 28100歩
消費カロリー 3599カロリー
上昇回数 240階
※41歳男性 身長181cm
中級の山といえど、登りではなく下りが長くて足の体力を奪っていく感じがしました。2000m付近から1000m付近まで一気に下るのでより体力を消耗します。体力に自信がない方は、登山ルートを戻って、上日川峠からバスで駅に戻ることをお勧めします。
登山マップとルート
上日川峠→福ちゃん荘→大菩薩峠→大菩薩嶺→丸川峠→大菩薩登山口
他のルートを参照したい場合はこちらから!
大菩薩嶺に行ってきました!
8:00 甲斐大和駅到着
さて、朝早くから電車に乗って甲斐大和に到着です。電車に乗っているうちはあまり登山客もパラパラだったのですが降りてびっくり!かなりの人数でした。確実に全員バスに乗れない人数です。もし8時10分のバスを逃すと次は9時20分なので1時間以上も待つことに!!登山計画がかなり狂ってしまう。。。。
甲斐大和駅から上日川峠バス停までのスケジュール
ただ、この日は臨時バスを出していただいていたとのことです!
助かりました。ありがとう栄和交通さん!
9:00 上日川峠バス停 到着
臨時バスにもかかわらず大型バスを手配していただきました。
運賃は1020円 混み合うのでお釣りなしで用意しておいた方がよいと思います。
やっと到着しましたね。予定通り1時間程度かかりました。
なんというか、バス車内は混み合っていてディスタンスは確保できませんでしたが、コロナの影響もあってかあまり誰も喋らず静かでした。
9:05 登山開始:ロッヂ長兵衛 を出発
朝ごはんは済ませていたのですぐに登山を開始!しましたがここでゆっくりしたい人はロッヂ長兵衛 でお茶することもできます。登山道入口にこういうお店があると助かりますよね。
9:07 登山道に到着
舗装された道路から山道に入っていきます。
登山道は傾斜はあまりなく、とても歩きやすかったです。天気は曇りだったのですが雨もなくとても登りやすいコンディションでした。電車から降りてバスに乗っている時は”密”でしたが、ここまでくればソーシャルディスタンスを保って登山できますね。
登山道は、とても気持ちよく木々の隙間から日が射すような道でした。
9:30 福ちゃん荘に到着
登りはじめて30分もしない内に、最初のチェックポイントである福ちゃん荘に到着。
ガイドブックでは体力度は3段階のうち2とあったが意外に余裕かも!
山の中とは思えないような品揃え。ここでテント泊することも可能みたいです。
上日川峠がすでに1600mだったので、福ちゃん荘は標高は1720mに達しているので、歩いた距離とは比例せずかなりの高度ですね。日差しが強い気がします。
さて、ここから本格的な登山に入ります。おそらくもっとも有名な表登山道(王道!)を通って大菩薩峠を目指します!高度差は約150mなので割と余裕がありますね。
今日はそこまで暑く胃もないので登山日和になってます。登山道を歩いているうちは、抜いたり、抜かされたりすることもありましたが、密にはなりませんでした。
暖かくなってきたからか、登山道近くに鹿が餌を探しにきてました。意外に人を怖がらないんですね。
10:10 大菩薩峠に到着!
自粛、自粛でお店も開いていないのではないかと思っておりましたがご覧の通り、通常営業してました。
よく大菩薩峠のガイドブックで載ってる風景。写真でも綺麗ですけど実際に体験するとちょっとした感動です。
ここで気持ちよくランチすると良いですよね。まだ11時なんで自分は先を急ぎましたが。。。。
少し歩いて振り返ると富士山がくっきり!大きいですね。ヒマラヤは山というよりも山脈だったんですが、広い平野にこんなに大きな山が単独でそびえているなんて、とりわけ富士山ってやっぱり不思議です。自然ってすごいなぁと思います。
少し切りがかってましたが十分楽しめる風景でした。もう言葉いらないっすね。
手前の池が大菩薩湖ですね。黒岳や三ツ峠山も本当なら見えるはずなのですが今日は雲がかかってみえませんでした。
開けた大菩薩峠を歩いていくと、また山道にはいっていきました。ちょっと虫が多い。。。。虫除けを忘れてしまったのでしまったなと。。。次は持ってこよう。
11:17 大菩薩嶺到着、景色はあまり見えない。。。
山道を登っていくとすぐに大菩薩嶺に到着しましたが、木々が多く景色はあまりひらけていませんでした。
正確にはこの大菩薩嶺が日本百名山なのですがいまいちですね。。。この山は大菩薩峠が一番の絶景スポットでしたね。
11:25 下り開始、ここまでは初級向けだと思っていたが、、、
下り始めて思ったのですが、結構な急勾配になっていて膝が少し軋みだしましたね。
大菩薩嶺から大菩薩峠登山口までは1000mほどの落差があり、わりと長く、体力が必要でした。ストックがあるととても楽だと思います。
下山に約2時間かかりました。ちょっと早足だったのでもう少しみておくと良いかもしれません。
13:39 下山完了!締めは山梨名物!
いやぁ、バス停と並列してほうとうのお店が!しかもバスが来るのがあと1時間くらいだとしたらもう入るしかないでしょう。ということでほうとうを食べてみました。
山登りの後ということもあり、わりと食欲があったので全部盛り頼んじゃいました。美味美味