よくある特徴
- 何回受けても点数にブレがなくなる
- 苦手分野は特にないのだが、点数が伸びない
- 最後まで回答している
- 設問を読んでから問題をといている
- リスニングはパート3、4よりもパート2をよく間違う
- リスニングのパート3、4は設問を見ると何となく問題が予想できる
- リーディングはArticleが苦手だが、“なにを”何が言いたいのか“はすぐに理解できる
- 正直、なにをすれば点数が伸びるのかわからない。
この点数であるとネイティブや10年アメリカにいた人でも取れない方もいるそうです。
要は、普段の会話では使わないような表現がでてきたり、文法・単語は正解だがこういう表現はしないなど。
おおよその感覚として、10問中2問は
”英語(特にビジネスに特化した)に慣れていないと回答できない”
内容がでます。
つまりこの2問は他の8問に比べて
“難易度が非常に高い”
のです。
また近年TOEICの認知度があがり、会社の採用試験で問われたり、語学学校の先生になるために受験する人も多くなってます。つまり、もともと英語ができる方も受験するようになっているため、昔よりも800点以上とることは容易ではなくなってきてます。
トレーニング
ここでは“多読・多聴”が基本になります。いくつかの方法を記載しておきます。
映画を覚える
好きな映画のDVDを購入し、実際に主人公になり切って実際に発音してみる。ただしここでは、難しい映画(法律・医療関係、推理が必要な探偵もの等)は避けた方がよい思います。
おすすめは以下の通り
- 子供用アニメ(ファイニングニモ等)
- ドラマで短く、複雑ではない内容(Friends)
- 内容を熟知しており、自分が好きな映画(自分の場合タイタニックでした)
そして音声が英語、字幕も英語で表示できるDVDやHuluなどもおすすめします。
[音声:英語 字幕:英語 語学勉強用に活用できるHulu]
TOEIC専門の語学学校に通う
筆者が通ったのは以下の学校です。
エッセンス イングリッシュ スクール(900点クラブ)
何が試験にでるのかをずばり教えてもらえるので
10万を払う価値はあるかと思いました。でも900点には結局至ってませんが。。。
短期語学留学(2週間~3か月)をする
筆者はカナダのバンクーバーとフィリピンのセブ島に短期(2週間のみ)留学したことがあります。
詳しくは別でまとめておきますがおすすめのエージェント会社を載せておきます。
ちなみにおすすめはバンク―バーです。ナマリがあまりなく、ネイティブの英語に触れることができますし、なんといっても綺麗です。安全で遊ぶ場所も多いため、2週間では短く感じました。一方でセブの魅力は何といっても安さです。バンクーバーの半分以下で抑えられるのではないでしょうか。ただその分バンクーバーと比較すると、英語にナマリがあり、カリキュラムが洗練されていない、韓国人が多い、きたない、遊びに来ている人も多いと思いました。勉強はどこでも本人次第なのでやる気があればセブでも効果はあると思います。
[バンクーバーで留学を考えている方向け]
カナダ現地留学エージェント【カナダジャーナル】
期間や勉強したい内容、ホームステイがしたいなどいろいろと相談にのってもらえます。
バンクーバーは多くの語学学校があり、先生も日々変わるので経験のある方にお勧めを聞くのがよいと思います。
[フィリピンのセブで留学を考えている方向け]
セブ島留学センター AHGS English Academy
フィリピン政府公式認定の語学学校。安い上に、1対1でレッスンを受けることができます。また英語の勉強のほかにも、ダイビングやダイエットなどのプログラムもあり充実した時間が過ごせます。
英語の勉強ではなく、本来の目的のために次のステップに進む(海外大学院、海外駐在 等)
800点まであれば、日本で英語が問題になることはほとんどないはず、もともとやりたかった海外大学への進学や外資系への転職、海外駐在など、自分の環境を変えてみましょう。その間で英語に触れる機会を多く持つことが点数が伸びる鍵になります。
一つ、私は今、海外MBAに挑戦しているのでご紹介しますね。
海外MBAについて
仕事をしながら、TOEIC800点で入学できる海外MBA(AACSB 取得している大学院)
BBT大学院と提携しているオーストラリアBOND大学のMBA大学院
実は、私はここに通っていてもうすぐ卒業する予定です。TOEIC800点あれば英語要件(入学時:TOEIC (600以上) スタディツアー:750点)を満たすことができます。ただし授業の半分は英語の講義になるため、TOEIC800点でも授業についていくのは大変なので、授業を受けながら勉強するつもりで入学しましょう。ここをおすすめする理由は、高い志をもった人と知り合いになり刺激をもらえることですね。会社員をやりつつ、経営者と友人になることはほとんどないと思います。最短で卒業は2年半、費用は渡航費や教科書代などもあり、約400万にはなると思います。3年で卒業すると思うと1年で130万くらいですね。ご興味のある方は一度説明会に行ってみることをおすすめします。
また学校選びをしていた際に、正式に国際MBA認証AACSB (The Association to Advance Collegiate Schools of Business))を取得しているかどうかを基準にしてました。日本であれば早稲田大学のMBAであればAACSBを取得してなくても大学名で認められます。しかし、海外のあまり有名ではない大学院はその国以外ではほとんど認知されていないし、普通の経営学部を出ただけでMBAを取りましたと主張する外国人も世の中には多いのです。AACSBを取得している大学院=そういう人たちと差別化できるため、転職の面接でもビジネスミーティングでも非常に重要と思います。
※AACSB (The Association to Advance Collegiate Schools of Business))とは?
ウィキペディアより
世界各国のMBA教育機関を各国政府とは別に、評価・認証(アクレディテーション)する。ハーバード大学、スタンフォード大学、ウォートン・スクール(ペンシルベニア大学ビジネススクール)など世界30か国以上・500以上の教育機関がメンバーとなっている。2016年現在、日本国内で認証されているのは慶應義塾大学大学院経営管理研究科 (大学院、KBS) と名古屋商科大学 (学部・大学院、NUCB) 、立命館アジア太平洋大学(APU)3校である。
やってはいけないこと
英字新聞/ 英字小説 / 英語のオーディオブック 等
単純に難しくて定着しませんでした。全然頭に入ってこない。。。
読売新聞・Japan Timesなどがそれにあたります。また、iTunesなどからオーディオブックを購入するなどもあります。
TOEICを何度も受ける
筆者は、800点の実力だったころ、毎回受験を繰り返し、790点から820点程度まで10回くらいたたきだした思い出があります。
このころは実力が安定し、点数はなかなか伸びません。いたずらに受験することは避けた方がよいと思います。