全体画像
世界遺産登録情報 Ref: 250bis
ブリハディーシュワラ寺院は1987年に世界遺産に登録。その後2004年にクンバコーナムのダーラースラムとガンガイコンダチョーラプラムが加わり、大チョーラ朝寺院群として拡張されました。
登録理由
(ii) to exhibit an important interchange of human values, over a span of time or within a cultural area of the world, on developments in architecture or technology, monumental arts, town-planning or landscape design;
(iii) to bear a unique or at least exceptional testimony to a cultural tradition or to a civilization which is living or which has disappeared;
ブリハディーシュワラ寺院の場所
ブリハディーシュワラ寺院とは?
1010年、チョーラ朝のもっとも最盛期に王様 ラージャラージャ1世(王の中の王)によって建てられたヒンドゥー教、シヴァ神を祀る寺院。なんといっても特徴的なのは本殿で、4mものシヴァリンガが設置されていて、建物自体も高さ63mもの高さに重さ8トンともいわれる石(シカラ)が設置されきれいに彫刻されています。建設当時、6kmもの坂を作り、象を使ってこの石を移動させ設置したそうです。そして本尊を見守るナンディ像はインドで2番目に大きく見応えがあります。天井の壁画も美しいです。
行き方
空港がないため鉄道やバス、タクシーで移動してくるしかない。一番近い町はティルチラパッリ(ティルチィ)から車で2時間。チェンナイからだと鉄道で5~6時間の場所。行きにくい!
難易度:高
1.行きやすさ:×
2.日本人・日本の会社を介した現地ツアーがあるか?:×
3.環境(ホテルなどの施設が充実しているかどうか):△
海外からの来るにはチェンナイがもっとも近いですが大チョーラ朝遺跡の他に見るところが少ないところが痛いです。ここにくるならデリーに行った方が世界遺産などを効率よく回れると考えても不思議はありません。逆に時間があるバックパッカーなら安く済ませられるのでおすすめなのではないでしょうか。人は良く、治安もよい田舎町なので一度訪れてみる価値はあると思います。
ベストシーズン
ティルチラパッリ(ティルチ)と同じく、7~8月、または12~3月あたり
雨期である9月~11月は避けた方が無難。また4月~6月もかなり暑くなるので避けた方がよいでしょう。
入場料金 2ルピー
靴を預けると請求されます
写真ギャラリー
- [全体写真 夜]
- [正門 いくつもの門を通過して中へ入っていく]
- [全体写真MAP]
- [ここで靴を預けてはだしになる]
- [中に入ったところ 正面に聖なる牛 ナンディ像が見える]
- [聖なる牛 ナンディの正面 天井にはきれいな壁画が残っている]
- [本殿以外にもいくつもの小さい殿があり、なかにはシヴァリンガが祀られている(と思う)]
- [本殿入り口 ここから中に入る]
- [ここから入って前殿を通りシヴァリンガが備えてある本殿へ行ける(ここから撮影不可)]
- [側面からみた建物 かなり大きい!!]
- [全体像]
- [側殿にはいくつものリンガが供えてあった]
- [なかり繊細に描かれている建造物]
- [夕暮れ時の寺院]
- [毎回声をかけてくる地元学生 写真を撮る時には顔が変わる笑]
- [夜の前殿手前 かなり人が増えてきている]
- [夜にもかかわらず人が多い、子供も遊んでいた]
- [夜の寺院]
- [夜の正面入り口]
ブリハディーシュワラ寺院に行ってきました!
特に入場料はとっていないので、入場の際に支払いや登録する必要はありません。ただ、外国人には物売りや物乞い、そしてガイドの押し売りにあいます笑
入って右に進むと靴を預ける施設がある。ここで靴を脱いで裸足になります。靴下もOKなので、頑丈な靴下で行きましょう。右のカウンターで靴を預けて番号を告げられ、左のカウンターでおっさんに番号を伝えて2ルピーを払うシステム。初めてだとやや戸惑うが流れができているので大丈夫。最初20ルピーと言われた気がして20ルピーを渡したら15ルピーしか返ってこなかった。そのあとの目線をそらす感じのインド人がやや面白かったです。そのまま寄付しました。笑
シヴァ神を祀る寺院にはかならずその本殿に向かって座する聖なる牛(ナンディ)がいます。この牛はインドで2番目にでかいらしいです。天井の壁画は美しいブルーが色濃く残っていてなかなか見応えがあります。
ここから前殿を通じて本殿へ。本殿には4mを程のシヴァリンガが供えてある。ここから写真は不可なのでとってません。がらんとした洞窟のような前殿を抜けると僧侶から灰を塗られて、額に塗るシステムのようです。夜になると益々賑わっていました。前殿で並んでいた時にとなりの小さなインド人の女の子がスマホでパシャパシャ写真を堂々と取ってました。良いんじゃん笑。
64mもの高さがある本殿。いまだにインドでも高い建造物として知られているらしい。全体に像が彫られていてとても美しい。どうして色を塗らなかったのだろうか?
地元の学生とのこと。写真をとってほしいということで記念に一枚一緒にとりました。周りを見渡すとほとんど外国人はおらず、自分くらいでした。かなり写真慣れしているみたいで、カメラを向けると真剣な顔になってポーズをとるのがとてもおかしかったです。