ルンビニに行ってきましたのでその体験記です。
世界遺産登録情報 Ref: 666rev
以下の登録理由により、世界文化遺産として1997年に登録されました。
登録理由
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
(6) 顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と直接にまたは明白に関連するもの(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている)
場所と行き方
カトマンズ空港から飛行機で約35分でたどり着くことができます。空港から寺院まではタクシーで約30分程度。ただし道は悪いです。
ルンビニとは?
言わずと知れたブッダが誕生した場所。その根拠はマヤデビ寺院の場所からでてきたマークストーンが発掘されたことによります。またアショーカ王という当時の仏教系の王様がここに「仏陀の生まれた場所なので税を免除する」と綴られていた柱が見つかっているのが経緯です。
マヤデビ寺院とは仏陀の母親の名前からとってます。誕生した場所に寺院が建てられてそこに母親の名前が付けられてるんですね。
難易度:中
- 行きやすさ:△
- 日本人・日本の会社を介した現地ツアーがあるか?:〇
- 環境(ホテルなどの施設が充実しているかどうか):〇
やや遠い場所ではありますが、日本のホテルや日本人もおり訪れやすい場所だと思います。
ベストシーズン
雨季明けの10月~12月頃が行きやすい。他は3~5月はやや暑くなるので注意が必要。
入園料金
マヤデビ寺院 外国人 500ルピー
カメラ料金 2ドル
おすすめ現地ツアー
カトマンズまで来てもらえれば、こちらのツアーでOKです。
【カトマンズ発・1泊2日ツアー】世界遺産ルンビニ<国内線航空券込/英語ガイド>
おすすめホテルはこちらです。
こちらのホテルは畳式の和室、大浴場もあり、日本人には親しみのあるホテルです。しかもマヤデビ寺院まで正門から入園して小舟に乗って運河を渡りたどり着くので、寺院までタクシーは必要ありません。立地的に便利なのでおすすめです。割と年をとった方でもゆっくりできるのではないかと思います。
ルンビニ マヤデビ寺院に行ってきました!
[カトマンズ国際空港に到着直前]
飛行機からヒマラヤの山々が見える荘厳でした。徐々にネパールに来たって感じがしてきましたね。
入国・アライバルビザ取得
写真とれない雰囲気だったので入館について文字で説明すると、
建物内に入ってから以下の手順で進むべし
①左手手前に入国書類があるので記載する
②左手奥にある端末に本人情報等を入力する
※Online登録を事前にしておけばこの②は省略することが可能
③正面奥のカウンターにてVISA費用を払う
④右のイミグレーションカウンターで入国手続きを行う→ネパール入国!
アライバルビザの費用はこちら
15日ビザ(25USドル)
30日ビザ(40USドル)
90日ビザ(100USドル)
事前のオンライン登録について
事前オンライン登録 (②を省略可能)はこちらになります。
※こちらのサイトを参考にオンライン登録しました!
ちなみに正面右にATMとEXCHANGEカウンターあり、両替や引き出すことも可能です。
ただ、インドのデビットカードと日本のクレジットカードは使えませんでした。事前に準備することをおすすめします。カウンタでは、現金交換(日本円→ネパールルピー)も可能でした。レートはそこまで悪くなかったです。
SIMをゲット!
さてネパール入国後にSIMを購入しました。
NCELLのカウンタがありSIMをゲット。3日間2GBで250ネパールルピー。写真が必要なので持っておくと良いが50ネパールルピーを払えばその場で写真を撮ってくれる。
空港から外に出るまで荷物受け取りなしで約30分くらいでした。
外にでるとタクシーの運転手が執念深く寄ってくる。片言の日本語を話す人もいました。
国際空港から国内空港へ歩いて移動
さて国際線空港から国内線空港に歩いて移動。ここは本当にあってるの?と思いながらも迷わず15分で到着。国内線の空港に入るときはeTicketの確認と荷物チェックが必要でした。
国内線はYeti 航空とBuddha Airぐらいしかなく、カウンターは行き先で分かれている。サクッと並んで荷物チェック。国際線と異なり持ち込める荷物は限られているので注意が必要。
チェックインが終わって、セキュリティチェックはとても簡易なもので赤外線に通したらおしまいでした。逆に心配(笑)。さて飛行機はプロペラ機でしたがわりと大きめなので騒音も小さめですが、思ったより揺れたので心の準備は必要かもです。
さて今日の目的地であるルンビニ(ゴータムブッダ空港)に到着。ちょっと名前がたくさんあって正式名称がわかりません。。。。が空港は一つしかないので迷わないと思います。
ルンビニに到着!
簡易な空港から外に出るとホテルカーが待っててくれました。車はわりと古かったですがワゴンタイプのものだったのでそれは満足。
[ゴーダムブッダ空港からマヤデビ寺院に向かう道]
でも、かなり揺れました。首が痛くなるくらい。道路がほぼ舗装されていないのです。
さてルンビニの街並みはネパールでも田舎といった感じで砂埃が舞う小さな町でした。30分くらい揺られながら車で進んでいくと、ついにマーヤー寺院の正面門に辿り着きました。(あとでわかったのですがこれ側面の門で正面ではなかったです。。。。)
マヤデビ寺院の園内へ
そこから歩いて15分くらい行くと聖園に辿り着きます。途中リクシャーの押し売りがすごかったです。500ネパールルピーって最初ふっかけられますが100ネパールルピーが相場かと思います。。
そこまで多くはないのですが、物乞いの人もいました。
園内のチケットカウンター発見
入園料を支払い 場所が少々わかりにくいし、料金もわかりにくい。
外国人500ルピー カメラ料金2ドル
正面に向かって右に靴を預ける場所に預けて裸足で入園。
中はたくさんの修行僧と観光客であふれてました。ヨーロッパ系の外国人も多かったです。日本人もいたと思うのですが日本語は聞こえて来ず、どちらというと中国語がよく耳に入ってきました。
マヤデビ寺院に到着
さてさっそくメインイベントであるマーヤー寺院に行きましたが、なんとこの建物の中は写真撮影がNGとのこと。あの2ドルはなんだったんだ。。。。。
中には、ここがお釈迦様が生まれたことを示すマークストーンが飾られており、お寺という雰囲気ではなく発掘現場のような場所でした。
マークストーンは展示されているのですが触ることができず、その周りの岩に祈りを捧げている人が沢山のおり、金箔のようなものを岩に貼ってました。多くの人が同じ金箔を持っていたのでどっかで売ってそうですね。
袈裟を来たお坊さんが中で写真を撮ったり、電話で話をしている人もいてとてもがっかりしました。。。
寺院の隣には仏陀生誕後の産湯として使われた池、プスカリニ池のほとりでお祈りしている人がたくさんいました。日本人も割といたように思います。
リクシャは100NPR 安い! ということで利用させてもらいました。別に歩いても良い距離だったけど。。。。
法華ホテルで豪華な日本食ディナー
その後、タクシーに乗って近くの日本のホテルへ食事にいきました。
今日は2月の中旬なのでオフシーズンっぽいですね。
実は大浴場があり入りたいと思っていたのですが、人がおらず水をいれていないので3hはかかるとな。。。事前に電話しても繋がらなかったのに!
日本からの旅行者であれば、「ネパール料理でしょ!」と思うかもしれないですが、自分、インドに駐在しているのでとっても日本料理が恋しいのです、ということでオーダ。茶碗蒸しまで食べれるとは。。。。美味でした。
ご興味のある方はこちらからどうぞ
ルンビニ 法華 ホテル
宿泊ホテルに到着
さて本日の宿泊ホテルはこちら!
法華ホテルではなく、ルンビニで珍しい5つ星ホテルのTigerResortホテルです。豪華できれいでした。。。おすすめできるホテルです。
さて今日はゆっくり休んで、明日はまたカトマンズへ戻ります!